LIFE STYLE

グッときた名言!! 書籍 編

人生は空かも知れないが、そして色即是空かも知れないが、このよろこびは
何処からくる。このよろこびを我等に与えてくれたものに、賛美あれよ

何処の国だって本当の善人は多くない、甚だ少ない。美しい人も多くはない。
甚だ少ない。しかしいないことはない。ただそういう人に滅多に逢うことが出来ないだけだ。彼はその滅多に逢うことの出来ない人に逢った。

『友情』武者小路実篤

努めなければらならないのは自分を完成させること

人生には解決法なんかないんだ。あるのは前に進む力だけだ。
解決法は後からついてくるものさ。

ギヨメは僕にスペインを教えてはくれなかった。彼はスペインを僕の友達にしてくれた。

『人間の大地』サン=テクジュペり

友達にしてくれたという表現が素敵

大切なもの、好きなものほどたくさん求めないように。節度ということは足るを知ることでもあります。

肝心なのは「何で心を満たせばいいのか」と静かに自分に問うこと
「もので心を満たさないなら何で満たせばいいのか?」シンプルですが、これは大きな質問です。

『あたらしいあたりまえ』松浦弥太郎

若人よ、自分にとって幸せとは何か、それを問うことこそが前向きな悩み方だ。
そしてそれをつねに問い続けるのさえ忘れなければ人生は有意義なものになる。

彼女の後頭部が焼き焦げそうな熱視線を放ち、私は心の中で呼びかけた。

薄汚い青春の最中に立ちすくむ大学生が、じつは世界で一番清らかであるという事実はつねに無視される。

地に足をつけずに生きることだ。それなら飛べる。

『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦

この小説の言い回しがとても好きです。青春してる若者が世界一清らかだとか、地に足をつけなければ飛べるとか、すごく面白いですよね。

日本人の美意識の真髄は春の桜より秋の紅葉である
桜の花の華やかさ、潔さよりも、花洋と色づき、緩慢に色褪せて行く秋の山。まさにその通りであろう。

『プリズンホテル』浅田次郎

このセリフは本当に名言だと思います!僕も秋の紅葉の色づきの方が好きです。

“いずれ”なんていうヤツに限って現在の自分に責任を持っていない。
生きるというのは瞬間瞬間に情熱をほとばしらせて、現在に充実すること。過去にこだわったり、未来でごまかすなんて根性では、現在を本当に生きることはできない。

『自分の中に毒を持て』岡本太郎

生きようとすればそれが邪念となる。おのれなんぞは、死んで当たり前。死ぬための稽古だ。生きるための稽古ではないぞ。

よく死んだ男が、よく生きた男だ

『命もいらず名もいらず 上 』集英社文庫 P79より 

この名言すごいですよね。
武士として惨めな死に方をしないために、よく死ぬために稽古に励む。昔の日本人の生き方というか考え方に本当に驚きました。

名を揚げるのは所詮、他人の評判を気にすることであろう。そんなものこだわっていては、人間の器が小さく縮こまってしまう。宇宙界の中では塵芥にもひとしい人間だが、宇宙界と対峙して雄々しく生きたい。それが鉄太郎の願いだ。そのためになによりも大切なのは、他人の評判ではなく信の気持ちなのだと強く思っている。

信のこころ。

おのれに対して誠実で、どこまでも本気でありさえすれば他人がなんと批判しようと春風のように聞き流すことができる。そんな風に思うようになっていた。

『命もいらず名もいらず 上 』集英社文庫 P312より

他人の評判ではなく常に自分自身の心に問いかけて正しい行動をする。
自分自身と本気で向き合い本気で行動した先には自然と結果が付いてくるのだと思います。

名を惜しまない。

という覚悟を知ってしまうと、そちらのほうが、こころのありようとして、はるかに潔い気がしてくる。

名などいらぬ。

そう思えば、ありとあらゆる呪縛から解放されて、自由にただ目的にむかって突進できるではないか。

『命もいらず名もいらず 上 』集英社文庫 P389より

「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困りもす」

そのどれも鉄舟は欲しいと思ったことがない。生きることは、おのれの道を突き進むことだと、ずっと思っている。

『命もいらず名もいらず 下 』集英社文庫 P141より

なかなかここまで欲から精神を解放して生きることってできないですよね。
凄すぎます

変えてよいもの

変えてはいけないもの

そのふたつがあるはずだ。権威はなくなる。消えてしまう。そんなものは変えてかまわない。勝って驕れる者は、いつしか塗炭の苦しみを味わうだろう。あちこち奔走しながら、鉄舟が思ったことはひとつ。

こころだ。

人を人として生かしているのは、ただひとつ、おのれの精神だ。こころが貧しい者は、何をやっても中途半端にしかできない。官軍であろうが、朝敵、賊軍であろうが、そんなことは関係ない。

こころが熟し、高き志をもつ者は、ついにことを成すことができる。波乱万丈の時代に遭遇した旧幕臣たち、また官軍の男たちを見ていて、そう確信した。

精神満腹。

なにはなくとも、俺はその伝で行こうと決めた。懸命に生きてさえすれば、負けて、這いつくばり、なんの誉れがなくてもかまわない。負けることが悪いのではない。全力を尽くさなかったことが悪いのだ。だから常に全身全霊でことに当たる。そうすれば、満ち足りる。日々満ち足りた精神で生きていく。

男として生きる。

それもよい男として全力で生き、よい男として悔いなく死にたい。腹に鋼鉄の玉を秘めながらも、春風のように爽やかに生きたい。そんな思いが強くなっている。

『命もいらず名もいらず 下 』集英社文庫 P212〜より

少し長くなりましたが僕の好きな部分です。
「こころを満腹にする」ってとても大切ですよね。人生って色々大変なことがありますが精神が満ち足りていると、その大変なことも乗り越えていけますよね。僕も疲れた時にはどこか旅行に行ってみたり、散歩をしてみたりしてリラックスしてこころを満腹にしようって思ったりします。

「腹ではなくこころを満腹にせよ」

「腹が減ったらこころを満たせ」

こころはいつもすがすがしく満腹だ。つねに、できるかぎり最善のことをなしている。だからいつ死んでも悔いはない。

「精神満腹。それが侍の至高の生き方と心得る」

『命もいらず名もいらず 下 』集英社文庫 P226より

こころを満たす。自分の行動指針としてこころが満たされることを行っていけば正しい行動に繋がるのでしょう。いつもこころを満腹にしていたいですね。小説は上下巻ですがあっという間に読み終わってしまいます。機会があれば是非読んでみてください。

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ABOUT ME
かつ太郎
現在は千葉県在住の一般人です。 映画、ドラマ、アニメ、本から名言を収集するのを楽しんでいます。旅行やフィルムカメラも好きで色々と楽しんでいます。  家族の影響でGLAYがとても好きです。 そんな自分の好きなことを皆さんの参考になるように紹介していけたらなと思っています!