一緒に働いたことのある方が先日亡くなったと報告を受けました。
ガンというのは知っていたのですが、治ることを信じていたし、本人も元気だったので、あまりにも早い訃報にショックを受けました。
人はいつか必ず死ぬ。それはわかっていることですが、やはり悲しい。
まだ50代前半の方でした。早いとは思ってしまいますが、
長い人生であったとしても、短い人生であったとしても、死は一つの区切りです。
誰もがいろいろな人と関わりを持って一生懸命に生きたんです。その人生を長いとか短いとか第三者である僕が判断するものでもないと思います。
死は一つの区切り。
残念で悲しい気持ちもありますが「お疲れ様でした」という言葉を心の中で僕はかけました。
人生最後の日ってどんなふうにやってくるのか
死というものは普段意識はしませんが誰にでも必ずやってくるものです。
僕にもいつかはその日が来ます。
じゃあ人生最後の日ってどんなふうにやってくるのか?
そのことについて『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』に書かれていました。
人の最期の瞬間とは草花がゆっくりと枯れて最後は土に還っていくようにとても静かなものです。
まず、歩ける距離が徐々に短くなり、布団で過ごす時間が長くなります。次に食事量が減っていき昼間でも寝ている時間のほうが長くなっていきます。
そして、死が間近に迫ってくると呼吸が浅くなって口数も減り、意識のない状態が長く続いたのちに、ひっそりと息を引き取ります。
『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』
多くの人の場合は上記のように体が死を迎えるために徐々に準備を進めてくれるそうです。
いつかやってくるその日まで、僕は自分の人生を精一杯生きようと改めて思いました。
もしあと1年で人生が終わるとしたら?
もしあと1年で人生が終わるとしたら?と考えてみると、色々なことを思うはずです。
- 日々の家族との時間がかけがえのない大切なものであること
- やらずにする後悔よりも、やって後悔する方がいい
- 庭に咲く雑草や花がとても愛おしく感じる
- 今を生きていることにすごく感謝の気持ちが湧いてくる
- 楽しいこと、幸せなことがたくさんあった
なんとなく過ごしていると仕事して寝るだけという単調な毎日を過ごしてしまいがちですが、死を考えると今までの人生のことやこれからの人生でどうしていきたいかとか、自分の人生について考えるきっかけになります。
やりたいことがある人はやればいいし、やりたいことが見つからなくてもそれはそれでOKなんです。穏やかな日常を噛み締めるだけでも人は幸福になることができます。
自分の頭の中をシンプルにするためにも、一度考えてみるといいと思います。
終わりに
一緒に働いたことのある人が亡くなって思うことがあったので書きました。
残念だし悲しいです。でもその人は精一杯自分の人生を生きたんです。他人がその人生をどうだったとか判断することではありません。
心からお疲れ様でしたと言いたいです。
そして残された今を生きる僕たちは、生きていることに感謝して、日々を生きていくことが大切だと思います。
もしあと1年で人生が終わるとしたら?と考えてみるのもいいと思います。自分にとって大切なことがきっと見えてくるはずです。
僕は自分の人生の目標に向かってもっともっと前進していきたいと思います。
それでは。