学生生活を後悔したくない。
インターンとか語学学習とかプログラミングとか意識高い系はちょっと・・・。
社会人になった人の意見を聞いてみたいです。
そんな疑問に答えます。
この記事を書いている僕は30歳になった小売業界に勤めるサラリーマン。
学生時代は留学だったり、起業経験といった輝かしい行動は何ひとつ行っていない普通の人間です。そんな普通の僕が当時を振り返って「学生時代にやって良かった」と思うことをお伝えしたいと思います。
普通の人間が「普通の学生」のためにに向けて書いた記事になります。
インターンがしたい。起業したい。留学したい。
そんな高い志を持つ方には物足りない記事になりますので、ここで読むのをやめて下さい。
「自分にはちょうどいい内容かも・・・」そう思ったあなたはもう少し読み進めてみて下さい。
それでは解説していきます。
Contents
①:映画

僕の学生生活は映画によって充実したものになりました。
「1ヶ月映画100本生活」という時間のたっぷりある学生にしかできないような少し変わった体験をしたからです。
僕はこの変態的行動によって普通の学生生活に「彩り」を与えることに成功しました。
僕は何もしていない学生生活に焦りを感じていた
僕はただ何となく大学に行って、何となく毎日生活しているだけの人間でした。
将来の夢もない
やりたいこともない
勉強したいこともない
高校時代は部活に打ち込んでいたのですが、大学に行ってからは打ち込むものがなくなってしまって、ただ何となく毎日が過ぎていくだけの学生生活を送っていました。
「何かしないと・・・」
そう頭では考えるんですけど「やりたいこと」がわからないので「行動」に移せない状態でした。
何をするべきなのか先人の知恵を参考にしようと、中谷明宏さんの『大学時代しなければならない50のこと』を読みました。
中谷さんが学生時代に「1ヶ月映画100本生活」を4年間していたことを知り「自分も真似してみたら何か変わるかも」と考え、行動を起こしました。
目標を達成して自己肯定感が増した
僕の場合は1ヶ月間だけでしたが効果は確実にありました。
高い目標を達成して自己肯定感が増したからです。
控えめに言って本当にキツいです。
バイトしたり、遊びとの両立もかなり厳しい。
だからこそ達成感と「できる」という自信を得られました。
「学生時代にやって良かったことが映画鑑賞かよ・・・」という意見もあるかもですが、そういう人の意見は無視してOKだと思っています。
映画鑑賞だって「自分なりの目標」を持って取り組めば自己成長に繋げられます。
価値観や歴史だって勉強できるし、勇気や希望をもらえることだってたくさんあります。
なので映画鑑賞は僕の学生生活でやって良かったことのひとつです。
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②:読書

読書をして「自分の引き出し」が増えることは得しかありません。
- 将来のことで悩む
- 就活が不安
- やりたいことがわからない
- 恋愛が苦手
人はさまざまなことで悩みますよね?
その悩みの解決策は本に書かれています。
悩みの解決策は本に書いてある
もしも人生で悩んだ時、その解決策は本に書かれています。
しかも信頼性も高いです。
ネットで調べるのは手軽ですが情報は薄いし、信頼性も不十分ですよね?
本であれば実績があって有名な人の意見も知ることができます。
もう死んでしまっている偉人の意見さえも知ることができます。
本を読んで先人の知恵を知れば人生はどんどん生きやすくなります。
本質を見抜き、自分なりの答えを出す力を付けろ。その時初めて、馬車馬が人間になれる。そのためには勉強するしかねぇんだ。勉強ってのはなぁ、この国で許された唯一の平等なんだ。
ドラゴン桜2 第3話より
勉強しないと何も知らない大人になってしまいます。
自由時間の多い学生のうちから読書習慣を持つことは社会人になっても確実に役に立ちます。
本は安い
有名な人の講演会に参加したらいくらかかりますか?
交通費とか参加料を合わせれば、5,000円は超えるのではないですか?まして有名な人となればもっと高額です。
それが本なら「2,000円」「3,000円」くらいで情報を得られるんです。
講演会ではそんな金額では聞けません。
そう考えれば安いです。
超有名な偉人の本だって街の普通の本屋さんで手に入ります。
しかもスマホで読むこともできる時代です。
読書は得しかありません。
③:旅をする

3つ目は旅です。
学生のうちにしかできない旅があるからです。
旅には適齢期がある
やはり旅にはその旅にふさわしい年齢があるのだという気がする。
たとえば、私にとって『深夜特急』の旅は、二十代のなかばという年齢が必要だった。もし同じコースをいまの私が旅すれば、たとえ他のすべてが同じ条件であったとしてもまったく違う旅になるだろう。残念ながら、いまの私は、どこに行っても、どのような旅をしても、感動することや興奮することが少なくなっている。すでに多くの土地を旅しているからということもあるのだろうが、年齢が、つまり経験が、感動や興奮を奪ってしまったという要素もあるに違いない。
『旅する力 深夜特急ノート』沢木耕太郎 新潮文庫
上記意見には僕もすごく共感します。
学生の頃の旅と社会人になってからの旅は別物です。
ライフスタイルだって変わります。
いつか行けばいいなんて思っていると、あなたがやってみたい旅の適齢期を過ぎてしまいます。
学生は比較的自由な時間も多いので旅はおすすめです。
旅をして知ることも多い
僕は海外に旅行に行ったときに日本が便利であることを改めて感じました。
- 異臭がしない
- 夜も安全に出歩ける
- 電車はびっくりするぐらい静かだし、時間も超正確
- サービスの質が高い
当たり前に思っていたことが実はすごいということに気付かされました。
日本のスーパーのレジスキルやファミレスの接客スキルは、どこの国の人たちと比べても圧倒的にスゴイのです。
日本のファミレスでのバイトが普通にこなせる人であれば(語学やビザの問題を除けば)、誰でも明日から、欧米やアジアのカジュアルレストランでフロアマネージャーが務まります。そういう人はみんな「グローバルに通用するスキル」を持っているのです。
『マーケット感覚を身につけよう』ちきりん
実際海外に行ってみて感じたのは日本はファストフード店のアルバイトでさえスキルが高すぎるくらい高いです。
旅をして知ることも多くありました。
なので旅もやって良かったと今振り返って思います。
結論、有意義な時間を過ごそう
僕が学生時代にやって良かったと思うことを紹介しました。
- 映画
- 読書
- 旅
僕の場合は上記3点です。
でもこれは人の価値観によって変わります。
恋愛や留学、起業体験、投資、研究、プログラミングなど人によって意見はさまざま。
結局のところ有意義な時間を過ごせればそれでいいという結論に至りました。
一番避けるべきは「何をするべきかを考えて悩んで結局何もしてない」という状態で卒業してしまうことです。
悩んでも何も解決しません。
行動しながら考えればいいと思います。
- 迷った時はとりあえず本屋に行ってみる。
- そして僕が映画を100本みたように何か行動をしてみる。
こんな感じでいいと思います。
それに有意義な時間を過ごしたって「やれば良かった」と思うことはあります。
プログラミングや今僕がこうして書いているブログを僕は学生の頃からやっていたかったです。
でも始めたのは28歳になってからですよ。
なので後悔したって卒業してからの勉強で全然余裕です。
とにかく今あなたが集中すべきことは「今を充実させる」ということです。
それが一番大切なことです。
それでは。