日々忙しく生きていると、なかなか自分の生き方を見つめ直したり、自分にとって本当に大切なものに気付いたりすることってできないですよね?
でも、誰しも人生は一度きりです。
自分の人生が終わるときにはできるだけ心残りを減らしたいし、後悔をしたくないと思うのが人の心ではないでしょうか?
僕ばなんでこの記事を書こうと思ったのかというと先日祖母が亡くなったからです。89歳でした。
「激動の時代を生きたおばあちゃんの人生は幸せだったのか?」
「自分の人生の最後の時は誰が周りにいるのだろうか?」
そんなことを想像したことがきっかけです。「後悔のない人生」を生きるためにはどうするべきか?僕なりの考えを書きます。
後悔のない人生を生きるためには?
結論は「人生の終わりを想像してみる」です。
どのように最後を迎えたいかを考えてみると「どう生きたいか」「どう生きるべきか」が見えてきます。
人によって考え方は違う
人生に正解はないので人によっていろんな考え方があると思います。
- 一人でこの世を去ってもいいのか、家族に囲まれてこの世を去りたいか。
- 自宅で最後を迎えたいか、病院で死にたいか
- 波乱万丈で面白い人生だったと思いたいか、堅実に生きたことを誇りに思いたいか
上記のような感じです。最後をどう迎えたいかによって生き方や考え方が変わりますよね。僕の場合は最後は家族に囲まれていたいです。
人生の最後を想像してみると「どう生きたいか」が浮かび上がってきます。
個人的に大事にしたいこと
僕が考えてみた結果、「どう生きたいか」は3つありました。
- 家族や大切な人を大事にすること
- 今日1日を大切に過ごすこと
- いくつになっても新しいことに挑戦すること
それぞれ理由を書きたいと思います。
家族や大切な人を大事にする
祖母の葬儀に立ちあった際に、家族・親戚・孫から「おつかれさま」と声をかけられている祖母の姿を見て温かみをすごく感じました。
誰かの記憶の中で生き続ける存在でありたい。そう思いましたね。
だから家族や大切な人との繋がりは大事にしたいと思いました。
今日1日を大切に過ごすこと
祖母が亡くなって、祖母との思い出をたくさん思い出しました。
子供の頃一緒に絵を描いたことや、祖母が作ってくれたご飯のこと。お花が大好きだったことや、刺繍をやっていたこと。元気だった頃の祖母の姿が脳裏に蘇るんです。
20年前は「いつかはこの日が来る」ということを頭ではわかっていても想像ができなかったです。でもそんな祖母にも最後の時は訪れました。誰にでも必ず死は訪れる。これは唯一絶対約束されていることです。
なので、今日1日を大切に過ごすということは忘れたくないと思いました。
いくつになって新しいことに挑戦すること
映画見て思いました。
名作だと思うのでぜひお勧めします。
挑戦することは大事にしたい僕の価値観の一つです。
やりたいことがなくてもいい
人生の終わりを想像したとして、「もしあと1年で人生が終わる」と考えてみたとします。
- ずっと会えなかった人に会いにいきたい
- 家族や大切な人との時間を大切にしたい
- 行きたかった場所に旅行にいきたい
- 自分が生きていた証を残したい
そしたら上記のように、さまざまな「やりたいこと」が浮かぶと思うんです。
でも人によっては「やりたいこと」がもうないかもしれないし、考えても浮かばないかもしれません。
そんな時に思い出したいのが次の言葉です。
人と比べる必要はない
自分には自分の生き方があるので「やりたいこと」がなくてもいいということです。
人生に正解はないはずです。「やりたいこと」がなくたって自分を責めたり、つまらない人間なんて思う必要はないんです。
焦らずにいけばいいんじゃないでしょうか。
考えるきっかけとして
人生の終わりを考えてみるきっかけとしてこちらの本はいかがでしょうか?
後悔なく生きるための17のことが書かれています。参考にしてみるといいと思います。
終わりに
祖母の死が僕に人生の終わりを想像するきっかけになりました。
人生にはやがて終わりがきます。僕にもあなたにも確実にきます。その時に「よくやった」「頑張った」と後悔の少ない人生だったと思えるようにしたいです。
人生の終わりについて想像してみることは、「どう生きるか」を考えるきっかけになります。人生の終わりを想像すると日々の自分の悩みが小さく感じたりもします。
考えてみると新しい価値観に出会えるかもしれませんよ。
自分の人生を歩みましょうね。
それでは。