LIFE STYLE

読書『暮らしの哲学』を読んで見つけた名言

池田晶子さんの『暮らしの哲学』という本を読みました。
哲学というと固いイメージがありますが、この人の本はとても読みやすくて好きです。素敵な言葉もありますよ。今日紹介するのは「便利の何がいいことなのか」ということです。

便利の何がいいことなのか

時間が短縮できることが、現代人にとっての価値なのです。現在の時間を節約することで、将来にそれが貯蓄できるといった感覚なのでしょう。
しかし将来なんてものはよく考えるとどこにも存在していない。
現在幸福である以外に、幸福であることはあり得ない。
コンピュータによる時間の短縮も、アンチエイジングによる時間の伸長も、ともに現在に存在しない、現在を無化しようとする虚無思想であるとわかります。虚無は充実の反対。「充実」は現在にしかあり得ない。現在という時間を忘却した、これが現代文明の不幸でしょう。

『暮らしの哲学』池田晶子

この文を読んでなるほどと思ったことは、僕たち現代人は現在を「味わう」ということを忘れがちだということです。生活は便利になって、使える時間は増えましたが、その時間を大切にできているでしょうか?

たとえば料理。僕も偉そうな事は言えませんが、ついついコンビニで済ませてしまいます。自分で作るのが面倒だからです。けれども、たとえ面倒でも料理をすれば、それはその瞬間を充実させることになるんだと思います。「明日があるさ」とは言いますが将来なんて約束されていないし、どこにも存在していないのは事実です。

生活が便利になることは良いことだと思いますが、それが幸せに直結するわけではない。料理にしても勉強にしても、ブログにしてもその瞬間を「味わう」という事が幸福に繋がるらしい。そんな事を感じた名言でした。

ABOUT ME
かつ太郎
現在は千葉県在住の一般人です。 映画、ドラマ、アニメ、本から名言を収集するのを楽しんでいます。旅行やフィルムカメラも好きで色々と楽しんでいます。  家族の影響でGLAYがとても好きです。 そんな自分の好きなことを皆さんの参考になるように紹介していけたらなと思っています!