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人に悩みはつきものです。
そんな時に僕が大切にしてきたのが「なんとかなる」という言葉です。結婚や将来のこと、最近では住宅購入や単身赴任も経験しました。その度にいろいろ悩んできたけど、人生なんとかなる!って思って生きてきたら実際になんとかなっています。
人生はなんとかなります。先日読んだ本にまさにドンピシャのことが書かれていたので心に残った部分を書き残しておこうと思います。
前向きになれる本なので興味のある方はぜひ本も読んでみてください。
Contents
人生がなんとかなる考え方
- いい加減でいい
- 頑張りすぎないでいい
- 真面目と立派は禁止
「なんとかなる」って自分に言い聞かせていれば人生はなんとかなります。
その過程で「これでいいのか?」「ほんとうに大丈夫か?」と不安になった時には上記のような考え方を知っていると肩の荷が降りて楽になります。
それぞれ解説していきます。
①:いい加減でいい。
いい加減は、「よい加減」ってことです。
頑張りすぎず、頑張らなすぎず、丁度いい力の入れ具合ってことです。武士で言うところの中庸の精神ってやつですね。
いい加減でもいいんです。人の気持ちは簡単には割り切れません。白でも黒でもないグレーゾーンを持っておくことが心に余裕を持つことにつながります。「まあ、なんとかなるよね」って楽観的に考えることも実は大事ってことです。
僕の場合は転勤で部署が変わった際に、すごく厳しくて苦手な上司のもとで働くことになってしまったのですが、「なんとかなる、なんとかなる、なんとかなる」って毎日自分に言い聞かせていたら、その上司は2ヶ月で異動しました。
無理に向き合わなくていい。
無理に向き合う必要はないんです。「上司に好かれないと」とか「自分の能力が低いせいだ」とか悩むと物凄く疲れます。僕も悩みましたが、悩んだ末に「なんとかなるよね。」と前向きに常に考えるようにしていました。
そしたら上司という台風はいなくなりました。
無理に向き合うと病みます。だからテキトー(適当)、いい加減に考えることも大事です。
あなたが花になれば、必ずきれいなチョウが飛んでくるよ
『絶対、なんとかなる!』斉藤一人
そうです。気持ちを前向きにして、きれいな花を咲かせていれば必ずチョウが飛んできてくれます。
きれいな花を咲かせるコツが「なんとかなる」という言葉です。
大丈夫です。心は前向きにいきましょう。
②:頑張りすぎないでいい
頑張りすぎる必要もありません。
頑張りすぎると「自分は周りと比べて劣っている」とか「どうして自分はできないんだ・・・」って他人と比較してしまいがちです。そうすると心に余裕がなくなります。
「俺は俺だ」
「ガヤガヤ言うな。うるさい」
ぐらいの感じで心に切れ味の鋭いナイフを持っておくと心に余裕が保てます。
心の豊かさって、太陽みたいなもの。
陽の当たるほうは暖かくて、キラキラまぶしいから、そっちへ向かっていけばいいんです。
例えば、東京から大阪に向かいながら北海道に着くことがないように、明るくて暖かいほうへ進んで不幸になることはないんだ。
『絶対、なんとかなる!』斉藤一人
心に余裕を持って豊かにしておけば人生は自然と上手くいくってことです。
暗い気分でいることを自分で選んでいませんか?
辛いことや不安があるとついつい暗い気分になってしまいがちですが、その気分でいることを自分で選んでいる可能性があります。
- 元気がなければ周りが優しい言葉をかけてくれそう。だから暗い気分にあえてなる。
- やっぱり自分には無理だったと思いたい。できない言い訳を探したい。だから不安や悩みを探し続ける。
こんな感じで自分の心理を深堀すると、あえて暗い気分でいることを自ら選択しているという場合があったりします。
これが目的論という考え方です。暗い気分でいたい。だからその気分でいるためにあれこれ思い悩み続ける。
でも、そうやって暗い気分でいても暗い未来を引き寄せるだけです。心の豊かさは太陽なんですから。心を暖かくして、明るい気持ちでいれば必ず良い結果につながります。暗い気分の時でも「なんとかなる」ってポジティブに考えましょう。
僕もそうやって暗い気分や悩みと向き合ってきました。
目的論については『嫌われる勇気』を読んで知りました。かなりおすすめの一冊ですのでぜひ一読をお勧めします。
あなたは変われます。
③:真面目と立派は禁止
自己犠牲ってね、他人には優しいかもしれない。でもね、そのしわ寄せが、自分や家族にいっちゃうんだよ。自分が壊れちゃったり、奥さん(もしくは旦那さん)とか子どもとかが我慢のはけ口になっちゃったりね。自分を犠牲にするだけじゃなく、大切な人まで犠牲にしちゃうんです。だから、真面目と立派はやめなって。まずは自分に優しく。それができたら、人にも優しくすればいいんだよ。
『絶対、なんとかなる!』斉藤一人
よくコップに例えられますよね。
自分のコップに水が全然ないのに相手に与えていたら自分が枯渇してしまいます。だからまずは自分のコップを満たして、溢れた文を相手に与える。
それでいいんだと思います。相手に優しくしたいと思ったらまずは自分に優しくしてあげる。
もう少し楽に考えて、手抜きしていきましょう。
人生は「なんとかなる」と思いながら生きればいい
僕も今まで色々悩んできました。
学生時代は恋愛に悩み、社会人になってからは「転職したい」と思ったり、「得意なことがない」「スキルがない」とかいろいろです。
でも、どんなときでも「なんとかなる」って思いながら生きていると良い方向に進んでいきます。
雪だるま式でいく
「なんとかなる」って思って生きてけば、自分のやっている行動が、雪だるまと同じで、転がしているうちに、だんだんでかくなっていって自然に良い方向に進んでいきます。
例えば僕の場合は20代後半で転職活動をしたときに「自分には何もスキルがない」「やりたいこともない」「得意なこともない」と自分に絶望したのがきっかけでした。そこからブログと出会って、不安や焦りを感じた時も「なんとなる」って信じて生きていきました。
今ではブログを通じてライティングスキルが高くなったと思っているし、文章を書くことが好きってことにも気がつくことができました。少しづつ成功に近づいている感覚があります。

成功は雪だるまと同じです。初めは小さくても転がしているうちにだんだんでかくなっていきます。
自分ができることから始めて雪だるま式に心を豊かにしていきましょう。
自分を動かすのは自分自身
悩んだり、苦しんでいる時も最終的には自分で対処するしかありません。
じゃあどう対処するか?
「なんとかなる!」って強く自分に言い聞かせるんです。「なんとかなる」って思っていれば気力が湧いてきます。誰かに相談するかもしれないし、行動を開始するかもしれません。
とにかく最初のスイッチを押すのは自分自身です。
友達にアドバイスを受けても、最終的にやるか、やらないかジャッジするのは自分自身です。
馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない
水を飲むかどうかは最終的には本人が決めるんです。
スイッチは「なんとかなる」です。
終わりに
昔、人は斬り合いで人を傷つけていたけれども、今は言葉で人を傷つける人が増えていますよね。
SNSの炎上やニュースやメディアの必要以上の報道など日常で「そこまでいう必要ある?」ってくらい言葉で人を傷つける人が多くいます。
でも本来言葉って人を傷つけるためにあるわけじゃないですよね?
言葉は人を癒したり、元気にしたり、笑顔にしたり、助けたりするためにあるものです。
映画『いまを生きる』のなかでこんなセリフがあります。
言葉はなぜ発達したか。女を口説くためさ
『いまを生きる』
愛を伝えるために発達したんですよ。
本当の言葉の使い方は、人や自分に愛を伝えて幸せにすることです。
だから言葉を大事にしていきましょうね。
「なんとかなる」って前向きな言葉を常に自分にかけてあげれば人生は勝手に上手くいくはずです。大丈夫。なんとかなります。