LIFE STYLE

『嫌われる勇気』を読むと人生観が変わる。

  • 『嫌われる勇気』って結局どういうこと?
  • 書店で見かけて興味はあるけどどうなの?
  • 自分を変えたいと思っている

そんな方に向けて書きます。

『嫌われる勇気』は世界的に非常に有名なアドラー心理学の入門書です。

本書は「幸せになるにはどうすればいいのか?」ということに関して、学びと発見が多くあり、人生を好転させるパワーを持つ本だと思いますので、自己啓発書としておすすめの一冊です。

本記事では『嫌われる勇気』の人生観を変える教えについてまとめていきます。

「人はどうすれば幸せに生きることができるか」という問いへのシンプルな回答が提示されている

人はどうすれば幸せに生きることができるのか?

その回答が本書ではシンプルに提示されています。

それは、

嫌われる勇気を持てれば人は幸福になれる

僕は上記のように解釈しています。

アドラーは「全て悩みは対人関係の悩み」と断言しています。

つまり対人関係の悩みを解決すれば人は幸せに生きることができるということです。

職場や学校で誰もが人間関係の悩みに直面する

  • 「嫌われたくない」
  • 「評価されたい」
  • 「上司に評価されたい」

こうやって周囲に嫌われないように気にする人は多いと思います。

僕も他人と自分を比較して落ち込んだり、劣等感を抱えたことは何度もあります。

他者がいるから孤独を感じるし、劣等感を感じるし、さまざまな感情や悩みを抱えてしまうんです。そして自己嫌悪感に悩まされます。僕たちは日々常に誰かとの関係で悩んでいます。

対人関係に悩まされ僕たちは自分のことを好きになるということを忘れてしまいがちです。

それはとても不幸なことです。

人間にとって最大の不幸は、自分を好きになれないことです。

『嫌われる勇気』

どうすれば自分を好きになることができるのか?

「嫌われる勇気」=「自分の人生を生きる勇気を持つこと」です。

嫌われる勇気が持てれば、自分の人生を生きることにつながり、対人関係にあれこれ悩むことがなくなり、幸せを感じることができるというわけです。

自分の人生を生きるために大切なポイントは3つ

  • 競争しない
  • 承認欲求を捨てる
  • 課題の分離をする

順番に解説して行きます。

競争しない。人生は競争ではない

競争するのではなく、ただ前を向いて歩いていけばいいと考えましょう。

誰かと自分を比較する必要はなくて、比較するべきは理想の自分です。

今の自分よりも前に進もうとすることに価値があります。

なにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか

『嫌われる勇気』

そうやって競争から身を引いてください。

すると自分らしい生き方が見えてくるはずです。

承認欲求を捨てる

誰かの承認を求め、誰かからの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになります。

自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるのだろうか

『嫌われる勇気』

これはユダヤ教の教えにある言葉とのことです。

自分ために自分の人生を生きていい。

このマインドを肝に銘じましょう。

課題の分離

課題の分離は簡単にいうと、どうにかできることと、どうにもできないことを見極めるということです。

自分のことをよく思わない人がいてもそれは自分の課題じゃない。自分のことを嫌うかどうかは他者の課題であって自分の課題ではない。

そのように考えられることが課題の分離です。

課題を分離すると対人関係の悩みは一気に軽くなります。

他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。

『嫌われる勇気』

対人関係のカードは常に自分が握っていればいい。

「嫌われる勇気」を持てた時、自分の人生を生きる一歩を踏み出したことになります。

それが幸せに生きるための入口というわけです。

幸福とは貢献感

課題の分離によって自分の人生を生きることができるようになることが対人関係の悩みの解決策の入口です。

そしてゴールは「共同体感覚」を得ることです。

人間にとって最大の不幸は、自分を好きになれないことです。この現実に対して、アドラーは極めてシンプルな回答を用意しました。すなわち、「わたしは共同体にとって有益である」「わたしは誰かの役に立っている」という思いだけが、自らに価値があることを実感させてくれるのだと。

『嫌われる勇気』
  • わたしは共同体にとって有益である
  • わたしは誰かの役に立っている

上記のような感情を貢献感といいます。

貢献感を持つことができれば人は「いま、この瞬間」から幸福を感じることができます。

その貢献感は他者の評価や見返りを求めてやる行動から得るものではなく、他者を仲間だとみなし、自発的な行動から得られる貢献感のことです。

貢献感を得るためには「共同体感覚」が鍵になります。

「共同体感覚」こそが対人関係のゴールです。

対人関係のゴールは「共同体感覚」

共同体感覚とは、他者を仲間だとみなし、そこに「自分の居場所」があると感じられることです。

共同体感覚へのステップは3つ

  1. 自己受容
  2. 他者信頼
  3. 他者貢献

それぞれサクッとまとめます。

自己受容

自己受容とは課題の分離をすることです。

  • 自分のことを嫌うかどうかは他者の課題であって自分の課題ではない。
  • 変えられるものと変えられないものを見極める。
  • 60点の自分なら60点だと受け入れる。
  • 自分が変わることに他者は関係ない。他者からの評価は気にする必要はない。
  • 嫌われる人には嫌われていい。
  • 自分の人生を生きていい。

そうやって課題の分離をすることで「嫌われる勇気」を持ち、自分らしく生きることです。

そして自己受容ができるようになると、次のステップとして他者信頼があります。

他者信頼

無条件に信じること。それが信頼です。

信頼することを恐れていたら誰とも深い関係を築くことはできません。

対人関係の悩みの解決策のゴール「共同体感覚」を得るためには、相手を信頼して仲間とみなす必要があります。

相手を無条件に信じる。例え、信頼して裏切られたとしても、裏切るか裏切らないかを決めるのは他者の課題であって自分の課題ではない。

課題の分離をすることで上記のように無条件に相手を信頼することができるようになります。

ここまで行けたら最後のステップです。

他者貢献

他者を信頼できた時、自分は共同体の一部だと実感することができます。

そしてその共同体の中で、「わたしは誰かの役に立っている」という貢献感が自分を幸福にさせてくれる。

他者貢献とは「わたし」を捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ「わたし」の価値を実感するためにこそ、なされること。

自分の人生を生きて、相手を信じて、誰かのために貢献できている感覚が持てれば人は幸せになれる。

それがアドラーの心理学の教えです。

まとめ:とはいえ実践はとても難しい

全ての悩みは対人関係の悩みであり、

その解決策の入口は「課題の分離」をして嫌われる勇気を持ち「自分の人生を生きること」。

そしてゴールは「共同体感覚」を持ち、他者を仲間だとみなし、そこに「自分の居場所」があると感じられることです。

「共同体感覚」の部分はとても哲学的で、頭では分かったとしても完璧に実践するのはとても難しいです。

とはいえ、全ては実践できないにしても、人生観を変える学びはたくさんあります。

  • 自分の人生を生きる「勇気」が持てれば人は幸福なれる
  • 自分の行動によって相手に嫌われてしまっても、嫌うかどうかは「相手が決めること=相手の課題」であって自分の課題ではない。
  • 自分を変えることは、勇気の問題であって過去や未来は関係ない。足りないのは勇気だけ。
  • 嫌われる勇気、変わる勇気、一歩踏み出す勇気さえあれば「いま、この瞬間」から人は変わることができる。

上記の教えが、僕には刺さり、人生観を変えました。

とにかくキーワードとなるのは「勇気」です。

足りないのは能力や才能、育った境遇、過去のトラウマのせいではなく「勇気」だと教えてくれます。

勇気を出して自分の人生を生きろ!

本書にはそんな熱いメッセージが込められているように感じました。

人生の意味は、自分が自分自身に与えるものです。

自分で自分の人生を切り拓いていきましょう。

ぜひ、『嫌われる勇気』ご興味のある方は読んでみてください。

それでは。

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