自分の命の尊さを知ってほしい
自分の命の前には、お父さん、お母さんの命がある。
そして、お父さん、お母さんにもお父さん、お母さんがいて、
そのお父さん、お母さんにもまた、お父さん、お母さんがいて・・・・
これを2000年前までさかのぼると100兆人もご先祖さまがいことになる。
そうやって命のバトンを繋いできたからこそ、今の自分の命があるってこと。
それはもう生きているだけで奇跡。
どこかで命が途絶えていたら今の自分はいないってことを覚えておいてほしい。
受け継がれてきた命のリレーの最先端にいるのがあなたの命だよ。
その奇跡の命を大切にしてほしい。
人生二度なし
森信三
あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?
伊坂幸太郎『終末のフール』
あすがある、あさってがあると考えている間はなんにもありはしない。
かんじんの「今」さえないんだから。
東井義雄
「一期一会」って言葉は本当は「いつも会っている人とこれが最後と思って会うこと」って意味なんだって。
心のどこかでは明日もあるし、来年もあるってみんな思っているけど、それは絶対じゃない。
もしかしたら今日が最後の日になるかもしれない。
だから自分の命の尊さを噛み締めてほしい。
パパも今この文章を書きながら命を噛み締めているよ。
幸せについて
人生において必ずいえることは「産まれたら死ぬ」ってこと。
だから死ぬことは不幸じゃない。
生きていることが奇跡なんだよ。
大好きな人が死なずに、今日生きていてくれる。
そんな今日という1日は奇跡。
それ以上に幸せなことはないということを覚えていてほしい。
生きているって、大好きな人に会えること。会いに行ってその人を感じることができる。これ以上の幸福ってありますか?
『あした死ぬかもよ?人生最後の日に笑って死ねる27 の質問 名言セラピー』ひすいこうたろう
大切なことって失ってから気がつくことが多い。
だからこそ、今この瞬間がもう幸せってことを知っておいてほしい。
物事の捉え方次第で人は幸福になれる。
普通の毎日が幸せの本質だよ。
幸せは未来になるものではなくて、幸せは気づくもの。
夢を持ってほしい
流れ星に願い事をいうと叶う。そういわれているのには、ちゃんと理屈があるんです。流れ星が現れるその一瞬の間に願い事をいえるということは、何を叶えたいかが明確になっているということ。どこに行きたいかがわかっている人は、必ず目的地にたどり着けます。
『あした死ぬかもよ?人生最後の日に笑って死ねる27 の質問 名言セラピー』ひすいこうたろう
夢があると人生がすごく充実する。
パパには小さい頃から大きな夢が全然なかった。
何となく生きて、何となく大人になって、何となく社会人になった。
で、ある時「今のままじゃいけない。どうにかしないと」とすごく悩んだ時期があったんだ。
それがママとの結婚を考えたタイミング。
仕事に楽しさを全く感じない。残業も多くて自分の時間は全くない。何のために働いているのかわからなくなって仕事を変えようと思った。
でも「やりたい仕事」もない。
それですっごく悩んだ。
それでも悩みながらも行動を続けていくとパパにも夢が見つかった。
家族との時間、自分の好きな生活をする自由を手にするために「会社のお金に縛られない自由を手にする」という目標。
これを読んでいる頃にはかなりその夢に近づいているはずだよ。
大きな夢だけど、夢があるから色々なことに前向きに頑張れる。
だからあなたにも大きな夢を持って自分なりの花を咲かせてほしい。
そう願ってパパとママはあなたの名前に「咲」って字を入れたんだよ。
「感」じたら、すぐに「動」く。その先に「感動」がある。
どんなことでもいい。大きくても小さくてもいい。行動しながら自分の夢を見つけてね。
奇跡について
パパは高校時代にママと知り合いました。
同じ陸上部です。でもそれだけの関係。
まさか将来結婚するなんて思ってもいなかったよ。
大学生になって何回か会う機会があったんだけど、なんとパパは友達にママを紹介しています。
そしてママはパパの友達と付き合ってたんだ(衝撃!!)
パパは友達とママが結婚すると思っていました。でもそうはならなかった。
で、社会人になってパパは生まれて初めての一人暮らしをすることになったんです。
- 慣れない環境で辛すぎる
- 彼女もいないから励ましてくれる人もいない
- 孤独
- とにかく誰かと会いたい
そういう気持ちになっていました。
で、陸上部のメンバーと一緒に会う約束をパパが企画したわけ。みんな予定とかあって、パパとママと消防士の3人が集まるはずだったんだけど・・・
なんと消防士が当日ドタキャン(笑)
そこでパパとママは初めて2人で食事をしました。
で、また会う約束をして、2015年12月2日が来たわけ。
その日は東京で劇団四季のミュージカルを観て、帰りにさいたま新都心に寄ってご飯を食べたんだ。
その時に話がすごく盛り上がってパパはママに告白しようと決心しました。
告白してつきあえることになった日の帰り道、パパは嬉しくて嬉しくて、一人暮らしのアパートまで寒すぎて心臓が痛くなるほど全速力で自転車を漕いでました(笑)
パパがこの世に生まれてきたのも奇跡だし。
ママがこの世に生まれてきたのも奇跡。
で二人が出会って結婚したのも奇跡。
人生には絶対に自分では起こせない奇跡がある。
さーちゃんが生まれてきたことも奇跡。
もうこれはとんでもない奇跡なんだよ。
人生は奇跡の連続。
だから何事にも前向きに感謝して生きていってほしい。
「感謝」を忘れなければ運命が味方してくれるよ。
パパは身をもってそれを経験しました。