映画『植物図鑑』は日本の映画の中ではかなり大好きな映画です。
何が心に響くかっていうと映画の中に共感できるシーンががたくさんあるんです。
例えば
・一人暮らしの孤独な心境とか
・久しぶりに手料理を食べた時の感動とか
・帰った時に部屋の明かりがついてると幸せな気分になるとか
僕は一人暮らしをしている時にこの映画を見たのですが、自分が感じたことが映画の中で見事に描写されてました。
日常生活で感じる些細な部分にちゃんとスポットライトが当たっている映画なんです。
すごく共感できる映画なんです。
そして見終わった後には温かい気持ちになります。
「恋がしたくなる」というよりは「大切な人にありがとう」と言いたくなる。そんな映画です。
この記事では映画『植物図鑑』の名言・名シーンを紹介していきます。
名言・名シーン
①:映画冒頭、さやかの心境
まずは映画冒頭でさやかの生活がどんなものか語られます。
神様は不公平だ。と最近思う。
幸せな人とそうじゃない人。
楽しそうな人とそうじゃない人。
夢に溢れてる人とそうじゃない人。
当然私はそうじゃない人で。
今日もなぜか待ち人がこない。
僕も社会人で初めて一人暮らしをした時に同じような心境になりました。
仕事は辛いし、別に夢とかもないし、人生楽しめてる感じがしませんでした。
帰りたい。
でも私にはもう待ってる家族はいない。
築30年、2DK、駅から徒歩15分。
一人暮らし。
ここがとりあえずは私の家。
帰っても家族がいない。
これが本当に最初は寂しかったです。慣れると平気なんですが、それでもふとした時に寂しさって感じるんです。
さやかは仕事でも嫌な上司に嫌みを言われて精神的にも疲れて帰宅します。
疲れて帰っても待っている人はいない。
この辺共感できる人いるんじゃないでしょうか?
僕は映画を見たとき、かなり気持ちがわかりました。
そんなさやかの家の前にある男の人が力なく座っていました。
樹です。
そしてこんなことを言うんです。
②:お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?
お腹が空いてこれ以上一歩も動けません。
お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?
噛みません。しつけのできた良い子です。
ちょっと現実的には考えられないようなシーンですが、まあ映画ですからね。さやかは不思議な夢を見たと思っていました。
二人の出会いにほんわかします。
次の朝、夢だと思っていた出来事は現実で、キッチンには樹がいました。そして冷蔵庫の中にあるものでさやかに料理を作っいました。
樹の手料理を食べてさやかは「美味しい・・・」と涙を流すのでした。
このシーンもすごく共感できるポイントです
僕も一人暮らしの時にはコンビニ弁当ばかり食べていました。やっぱり手料理を食べた時はすごく心に染みましたよ。
③:雑草という草はない
雑草という草はない。
草には全て名前があります。って昭和天皇はおっしゃったそうです。」
散歩とかして道端に咲いているような草にもちゃんと名前があるんですね。そしてそういった草の名前も知っていたらお散歩も楽しくなりそうです。
庭の草むしりをしていた時に樹が言った言葉です。そしてこの時にさやかに半年間泊めてほしいと頼むのでした。
こうしてさやかと樹の共同生活が始まるのでした。
大切な人がいるとすごく心が暖かくなる共感ポイントのシーンがあります。
①:帰った時に部屋の明かりがついていること
②:仕事で嫌なことがあっても元気になれる
仕事から帰ってきた時に部屋の明かりが外に漏れていてさやかが微笑むシーンがあります。これってすごく安心するんですよね。すごくわかります。
そして仕事で嫌な客の対応をして落ち込むさやかでしたが、帰り道に樹と会い入浴剤をもらって元気が出るシーンもすごくわかります。
大切な人の存在ってすごく元気が出るんですよね。
オープニングではすごく幸の薄そうな生活をしていたさやかでしたが、樹と出会って日常がどんどん輝いていきます。『植物図鑑』ではこの辺がすごくリアルで共感できます。
そしてきっとこう思うはずです。
ばっけ味噌食べたい・・・
樹が作ってくれる料理がすごく美味しそうなんです。
料理したい!!そんな気持ちにさせられる人も多いはずです。
映画の中でさやかもこう言っています。
うーん、美味しい。幸せ
いいですね。
④:次の狩りまであと5日!!
カウントダウン開始!
次の狩りまであと5日!!
さやかのお弁当に添えてあった樹からのメッセージです。
先に楽しみが控えていると仕事の更に頑張れますよね。
2人はどんどん親密な関係になっていき、やがて付き合うようになります。
待たない。もうここからは同居人なんて言わせない。
普段はすごく優しい樹ですがさやかと付き合うきっかけになったシーンでは男前です。
そして共感できるのが次の言葉です。
⑤:味覚まで変わっちゃった
薄味で美味しい樹の味付けが好き
樹の料理が好きなんだなあ
味覚まで変わっちゃった
職場での飲み会があってつくねを食べてさやかが「しょっぱい」というシーンがあります。周りの同僚たちは普通だよと食べていました。
さやかは樹の料理を食べることで味覚も変わっていくのでした。
胃袋を掴まれる
とはこういうことでしょうか。
「味覚が変わる」というのも共感ポイントです。
僕も経験があって、独身の頃はコンビニ弁当ばかり食べていたのですが、結婚して奥さんの手料理を食べるようになってからコンビニ弁当が美味しいと感じなくなりました。
そして味付けが濃いと思うようになったんです。
独身の頃は何も感じなかったんですけどね。
料理の力は偉大です。
けれども2人の幸せな時間にも終わりがきます。約束の半年間が少し過ぎたころ、樹はさやかの家を出て行ってしまうのです。
⑥:幸せな日々を知ってしまったから苦しくて苦しくて
そうだ、戻っただけだ。
ひとりの家で起きて満員電車に揺られて会社に行って、ひとりの家に帰る。
ただそれだけの生活に戻っただけなのに、樹に出会って樹と一緒に暮らして、あったかい日々を幸せな日々を知ってしまったから苦しくて苦しくて
辛いですよね。
大切な人の存在は本当に大きいんです。
人は大切な人ができると弱くなるんですよね。さやかのこの言葉にもすごく共感できます。
さやかのもとから突然姿を消してしまった樹でしたが、一年ほど経ったある日さやかのもとに、ある荷物が届きます。
その中身は日下部樹の『植物図鑑』でした。
なんと樹は有名な華道家の息子で、後を継ぐのが嫌で半年間の猶予をもらって家を飛び出していたのでした。
そしてさやかと出会い、さやかの存在によって樹もまた人生を変えていたのでした。
⑦:さやかの隣にいる雑草好きの男でいさせてよ
樹:さやかの隣にいる雑草好きな男でいさせてよ
さやか:雑草という名の植物なんかない
一緒に2人で一緒に生きていきたい
ただいま、おかえり、いただきます、ごちそうさま。ずっと、ずーっと一緒にいようね
物語はハッピーエンドで終わります。
最後はどうなるのかと気になりましたが、無事ハッピーエンドでした。
見終わった後にはすごく心が暖かくなる良い映画でした。
理由としては共感できるポイントすごく多いからですね。
何度見ても飽きない素敵な映画です。
ぜひ名言にも注目してもう一度見てみてください。
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この記事は以上です。
それではまた。