今回紹介する映画は『500日のサマー』です。
この映画は王道のラブストーリー映画ではありません。
王道ラブストーリーではありませんが当時の僕も主人公のトムと同じような経験をしたので、すごく共感できるんです。
トムの報われない恋がすごくリアルなんですよね。
本記事では『500日のサマー』の印象的な言葉、名言を紹介していきます!
失恋した人、片思いしている人の胸に突き刺さる映画なので見ていない人はぜひ見てみてください。
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『500日のサマー』名言
名言①:トムはサマーを見た瞬間“この人だ”と思った
ニュージャージー出身のトム・ハンセンは運命の女性に出会うまで幸せになれないと思っていた
ミシガン出身のサマーはまるで違う
両親が別れて以来愛したものは2つだけ
1つは自分の黒い髪
そして髪を切り落としても何も感じないことだ
トムはサマーを見た“瞬間“この人だ“と思った
映画の冒頭のナレーションシーンからです。
トムはサマーを一目見た瞬間に恋に落ちました。
一目惚れというやつですね。
名言②:“運命だ”。
「トムの住む街には40万の職場がありビルは9万1000棟人口は380万人だ。
彼女と出会った理由は1つ
“運命”だ。
数字を出すことでものすごく説得力が上がります。人口380万人もいいて出会うんですからね。
出会いは運命だと思います。
自分の身近にいる人もみんな運命の人って考えるとなんか見え方が変わりますよね。
名言③:誰かの所有物になるのは最悪。
社員全員でカラオケパーティーに行った時の会話です。
サマーは彼氏がいない理由を聞かれて次のように答えました。
「恋人になるのはイヤなの。誰かの所有物になるのは最悪。」
28日目
「自分自身でいたいの恋愛関係は面倒だし傷つくのもイヤ
私たちは若いしここは世界一美しい街。人生は楽しまなくちゃ。面倒なことは後回し」
28日目
サマーは恋愛に振り回されるのが嫌いなんです。そして恋愛で傷つくのも。
名言④:愛を感じれば分かる
サマー:「愛は絵空事よ」
トム :「君は間違てる」
サマー:「いいわ どこが間違ってるの?」
トム :「愛を感じれば分かる」
28日目
恋愛関係が嫌いと言ったサマーは続けて「愛は絵空事」とも言います。それに対してトムは反論します。
この言葉がすごく男前でした。
愛を感じれば分かる。
こんなこと言えますか?笑
このカラオケパーティーを通じてトムとサマーの距離は急接近します。
このカラオケパーティーは28日目だったのですが、31日目にはコピー機の前でキスしてました。
そして34日目には家具屋さんで手を繋いでデートして、気軽な関係で付き合うことになりました。
一番楽しい時期!ヒューヒュー!
名言⑤:いいじゃないの。幸せでしょ?
真剣に付き合う気は全くないとサマーに予め言われていたトムでしたが、デートを重ねるうちにサマーの魅力にどんどんハマっていきます。
そしてサマーと自分の関係がなんなのかはっきりしないことに悩みます。
“愛してる”と言えば命取りになる
118日目
上記はトムの言葉です。
自分たちの関係は気になるけど気軽な関係を望んでいるサマーに対して「愛してる」なんてとても言えません。
それでも妹のアドバイスでサマーに直接聞くことにしました。
トム:「僕らの関係は何なのかってことだ」
サマー:「さあね、いいじゃないの。幸せでしょ?」
118日目
すると返ってきた答えは「いいじゃないの。幸せでしょ?」でした。
上手く交わされたって感じです。
名言⑥:恋した
トムは出会って154日目に完全に恋をしてしまったことを友人に打ち明けました。その時のトムの口から出た言葉が次の言葉です。
「恋した。
あの笑顔 髪の毛 ヒザも好きだ
胸元のハート形のアザも話す前に唇をなめる癖も好きだ
笑い声も眠っている時の顔も」
154日目
もう全部好きなんです。
「恋は盲目」という言葉がありますが、悪いところは一切目につかなくなります。これが恋です。
そんなトムでしたが、サマーとの関係はある日突然終わりを告げます。
トムは失恋しました。
そしてサマーに対するトムの感情が恋をしたときとは真逆になっています。
「サマーが憎い不揃いの歯と60年代風の髪型も嫌いだ
骨ばったひざもゴキブリのような形のアザも、
話す前の舌打ちする癖も高笑いも嫌いだ」
「この歌も嫌いだ!」
322日目
あの恋した時の気持はいずこへ・・・。
名言⑦:僕を幸せにできるのは全世界で彼女だけだ
「僕を幸せにできるのは全世界で彼女だけだ
一緒に過ごした日々を何度も思い返して失敗の原因を考えた
可能性は2つ
彼女が薄情であさましい悪女か
またはー
ロボットかだ」
345日目
トムはまだサマーとの恋を引きずっていました。
運命の人だと思っていた人との恋愛が上手くいかなかったら相当ショックですよね。
そしてこの後トムは愛が何なのか分からなくなり仕事も辞めてしまいます。
大失恋です。
名言⑧:私たちは運命じゃなかった
ある日突然サマーは結婚しました。その事実がトムの失恋にさらに追い討ちをかけました。
失恋して「サマーが憎い」と言っていたのが322日目。そして440日くらいからサマーが結婚したことでヤケになります。そして失恋のショックから立ち直り始めたのが456日目〜476日目の期間からです。
期間にして4ヶ月以上の失恋です。
このあたりもすごくリアルだと思います。そして転職活動中にサマーとデートした思い出のベンチの場所で、サマーと会います。
トムはサマーに聞きました。
トム:恋人はイヤなくせに妻の座にはついた
サマー:私も驚き
トム:僕には理解できないナンセンスだ
サマー:ハプニングよ
トム:分からないな。何が起きた?
サマー:ある日目覚めて感じたの
トム:何を?
サマー:あなたとは違う気持ち
488日目
私たちは運命じゃなかった
488日目
火の玉ストレートでした・・・。
サマーはデリで偶然声をかけてきた男性と結婚したみたいです。
トムにとってはサマーが運命の人でも、サマーにとってトムは運命の人ではなかった。
残酷ですけど恋愛ってそういうものですよね。
名言⑨:運命の力など存在しない
トムは500日目に確信しました。
「日常生活はごく平凡なものだ。1日が始まって終わる。思い出に残る出来事はほとんどない。毎日が淡々と過ぎてゆく」
「トムは学んだ壮大な宇宙の意味は日常レベルで判断できない。偶然、それがすべてだ。偶然だけだ。」
「彼は理解した運命の力など存在しないのだ」
「今こそ彼はそう確信した」
500日目
運命なんて日常レベルでは理解できない。あるのは偶然だけだ。
トムはそう確信しました。
運命だと思って出会ったサマーは運命の人ではなかった。ということは、偶然を楽しんでいくしかない。
そしてトムは偶然面接の場で居合わせた女性に声をかけました。
その女性はオータムという名前でした。
夏のあとは秋ですか・・・。
なんという偶然でしょうか。笑
『500日のサマー』から学べること
僕が『500日のサマー』から学んだことをシェアします。
- 偶然の集合体が運命
- 行動が運命を変える
上記2点です。
それぞれ解説します。
偶然の集合体が運命
運命なんてない。なぜならそれは宇宙レベルの話だから。
“あるのは偶然だけ”
上記がトムの結論でした。
トムの結論に付け足すとすれば偶然が運命につながっているということです。
例えば、サマーはデリで偶然出会った男性と結婚しましたが、もしデリにいなかったらその男性と出会わなかったし、もしデリにいる時間が10分違っていても出会うことはなかったでしょう。
人生は偶然の積み重ねだけれども、その偶然の先に運命がある。
偶然の集合体が運命っていうイメージかなと思いました。
行動が運命を変える。
運命の出会いを求めても宇宙レベルの話なので僕たちには理解できない。
つまり僕たちがやるべきことは偶然の出会いを大切にすること。
映画の中でトムが面接前に偶然出会った女性に話しかけたように、目の前にある偶然に対して行動を起こすということです。
目の前の偶然を大切にして、いろんな偶然が積み重なった末に過去を振り返ると「これって運命だったね」って言える日がやってくるんだと思います。
自分の周りにいる人達はみんな偶然出会った人達だけれども、それは僕が今まで偶然に対して行動をしてきたからこそ出会った運命の人でもあります。
偶然の出会いを大切にして、そこから行動を起こす。そうすると自分の運命も変わっていく。
この映画を見てそう思いました。
行動すると運命が変わるということですね。
行動を大切にしていきましょう。
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