いよいよ予定日まで10日ほどになりました。妻も僕も新しい命への期待と不安を抱えながら日々を過ごしています。一緒に生活する中で感じていることを書き残します。
僕が体験している今の状況の中で、産前のパパの役割は2つだと思います。
- 妻への気遣い。できることをやる
- 自分のメンタルも整える
上記2つです。
もう少し詳しく説明します。
妻への気遣い。できることをやる
妻は2人目の子供をお腹の中に抱えています。予定日まであと10日ほどになったある晩、お腹が痛くて眠れないという日がありました。
いよいよ陣痛・・・。でも陣痛とは少し違う痛み。陣痛はある一定の間隔で痛くなるけど今回のはずっと痛いし、横になると痛いけど起きていれば会話もできるし痛みもそんなにない。そんな状況でした。
陣痛ではありませんでした。前駆陣痛といって陣痛の予兆としてこういうことがあるらしいのです。
そして朝になると痛みは和らぎました。1人目の時はこういうことがなかったので妻も戸惑っていました。
パパの役割は妻への気遣い
陣痛の予兆があり、家庭内にはどんよりとした空気が流れます。天候でいうと厚い雲に覆われた完全な曇り空のような感じです。
- あと数日こんな痛みに悩まされるのは嫌
- あの痛み(1人目の時の陣痛の痛み)が来るのかと思うと憂鬱
- 1人目の時はこういうこと(前駆陣痛)はなかったのに・・・
不安を抱える妻の気持ちはすごくブルーになっていました。
それはそうですよね。陣痛は男が経験したら死んでしまう痛みとも言われています。そして鼻からスイカとも例えられているし、命懸けのことです。自分が妻の立場だったらと考えると不安で何も手に付かないと思います。
パパの役割は気遣いです。
話を聞いてあげる。側にいる。それぐらいしかできませんが不安でいっぱいの妻の近くにいることが大切だと感じています。
軽率な発言には注意です。「沈黙は金」という言葉を頭の中で繰り返します。ネガティブな空気で覆われていたとしても、それは当然なことなので黙って寄り添うのがパパの役割だと思います。
できることをしよう
妻への気遣いと、できることをしましょう。
まずは家事です。掃除、洗濯、料理、ゴミ捨て、保育園の準備・送迎やることはたくさんあります。不安を抱える妻を少しでも楽にさせるためにできることを率先してやります。
また意識的に窓を開けて新鮮な空気を部屋に取り入れるようにしました。不安で重苦しい空気を少しでも変えたいという思いからです。
そして、1人目がいる場合は、そのケアも必要です。
最近3歳になった娘は子供なりに何かを察していてママから離れようとしません。そしてよく泣きます。子供も不安になっているんです。
妻も不安、子供も不安、そして妻が入院中の自分も不安。そんな三拍子揃った不安との遭遇がありますができることをやる覚悟が必要です。
子供と遊ぶことや子供をお風呂に入れることも重要な役割です。そうやって僕が行動することで、その間妻はゆっくりすることができます。
そして子供と僕が遊んで家庭内に笑い声が響けば重いネガティブな空気も少し和みます。
そうやって僕は過ごしています。とにかく不安を抱えながらもできることをやるしかありません。
自分のメンタルも整える
もう一つ大事だと思うことは自分のメンタルも整えることです。
パパの役割として妻への気遣いとできることをやること。この部分は産前産後のことを調べればよく書かれていることです。
ですが見落としてはいけないのがパパ自身のケアだと思います。
出産を控える妻の不安は計り知れませんが、パパだって不安を抱えていることを忘れてはいけません。
自分のメンタルに余裕がなかったら、不安を抱える妻に寄り添うのも辛くなります。ネガティブな空気、不安でいっぱいの空気、その側に黙って寄り添うことが大切なのは頭ではわかります。でも、実際に行動するのは結構大変です。あくまでも僕の場合はです。
なので僕は自分のメンタルを整える必要性を感じます。
主に2つのことを意識しています。
- 睡眠時間を十分確保すること
- 自分の時間を持つこと
上の2つです。
睡眠時間を十分に確保する
十分な睡眠時間には個人差がありますが、僕の場合は6〜7時間寝ると調子が良いです。なので夜更かしはせずに早く寝て朝型の生活にしています。
睡眠は大事だと誰もが言います。けれども無理をして疎かにしてしまうこともあるので夜は意識的に早く寝ています。
やりたいこともありますが睡眠優先です。
しっかり寝てメンタルを整えないと自分も潰れてしまいます。
自分の時間を持つこと
僕が妻のことを気遣ったり、日中は子供と遊ぶことに専念できるのは朝に自分の時間を確保しているからです。
朝の4〜5時の間には起きるようにしています。
ブログを書いたり読書をする時間です。自分のやりたいことができる時間をしっかり確保することで日中も穏やかに過ごすことができます。
この時間がなくなったら僕自身もストレスを抱えてしまいます。
自分を大切にしないと相手を大切にすることが難しくなります。
家族を大切にするためにも自分を大切にすることが大事です。
終わりに
産前に思ったこととしてパパがやるべきことは2つです。今僕が体験して思ったことをそのまま書きました。
- 妻への気遣いとできることをする
- 自分のメンタルを整える
この2つが大事だと思います。
家庭内に流れる重く厚い雲のようなどんよりとした空気を受け入れる広い心が必要です。産前の妻の不安は計り知れません。出産は命懸けなんですから不安を抱えるのは当然です。
パパができることは黙って寄り添うことです。そして家事などのできることをする。それしかありません。
また、そのためにも自分を整えることも大事なことです。
自分に余裕がなければ妻への気遣いや家事もこなせなくなります。自分のメンタルを整えるためにも睡眠時間を確保することと、自分の時間を確保することが僕には効果的です。
不安な日々は続きますができることをやります。
そして元気な子が産まれることを願っています。
それでは。