令和元年に娘が無事に生まれてきてくれました。
出産は命がけと聞いてはいましたが、実際に出産に立ち会った時は本当にそうだと感じました。出産に立ち会った時のメモがあったのでブログに書き残そうと思います。
娘よ、ママは命懸けであなたを生んだんだよ。
そしてパパも近くでできる限りのことをしました。
その時のエピソードです。
陣痛の痛みが強くなってきた・・・
予定日が近づくにつれてドキドキが増していきました。
そして予定日の朝、妻は「少しお腹に張りが出てきた」と言いました。
とはいえすごく元気で朝は一緒に散歩して、スーパーで買い物をする余裕もありました。
夕方になると徐々に辛そうな時間が増えていきました。
妻の感覚としては「翌日の朝には病院だろうな」という感覚だったみたいです。
ところが予想に反して陣痛の痛みはどんどん進みました。
夜の11時過ぎにはかなり辛そうです。
妻が病院に連絡をすると「来てください」という返事がありました。
「いよいよか」
妻がとても辛そうにしているので、僕は全速力で駐車場に走り、車を安全運転しながら妻を病院に連れて行きました。
ここまでのパパの仕事
- 予定日に合わせて仕事の休みをもらっていた
- 病院グッズを車に運ぶ(事前に準備してあった荷物をほぼ乗せるだけでした。陣痛が始まると妻はほぼ動けなくなってしまったのでパパは自分で考えて動く必要があります)
- 妻を病院に連れて行く
夜中に駐車場に向かって全速力で走る姿はドラマのワンシーンを演じているような感覚でした。
夜に駈ける状態です。
出産に合わせて仕事を調整したり、調整したとしても予定日に生まれてくるとは限らないので難しい部分ではありますが、出産の際に夫の助けだったり、周りの助けは、必須だな思いました。
病院に着いてから
病院に着くと奥さんはすぐに分娩室に入りました。
この時点で子宮口は2㎝とのことでした。
相当痛そうにしていたし、今にも生まれてしまうんではないかと思って猛ダッシュ&安全運転で病院に連れてきたのに「まだ2㎝、、、、」
「この先どうなるんだ・・・」という気持ちでした。
時間と共に子宮口は段々と開いていき、妻もどんどん辛そうになっていきます。
僕にできたことは2つです。
- お茶をあげること
- テニスボールで背中をさすること
①:お茶をあげること。
定期的にお茶をあげました。この時にペットボトルにストローを付けられるものがあると便利です。
「ペットボトル用ストローキャップ」で検索すると色々あります。
②:テニスボールで背中を押す
これは相当効果があったみたいです。
もっと上とか、もっと下とか、どこを押せば楽になるのか悩みますが、とにかく全力で押しました。
体が動くぐらい本気で押しました。
娘は無事に生まれてきた
一生懸命キックしながら娘は生まれてきてくれました。
しかも予定日の夜から陣痛が始まったのでほぼ予定通りです。
いま2歳になった娘は夜になるとテンションがMAXになる夜型なんです。なので予定日の日も夜になったら「よし、行くか」って気合を入れたんだと思います。笑
無事に生まれてきてくれた後、妻に「よく頑張ったね」と声をかけました。命がけで出産してくれたことに本当に感謝の気持ちが溢れました。自然と涙が出ましたね。
まさか泣くとは思いませんでしたが、妻の必死な姿を間近でみていたのでほっとした気持ちと感動の気持ちが入り混じった涙でした。
そして、娘と対面できた時には、写真だったり、ビデオを回して記録を残しました。
僕ができたことはそれくらいです。
男にできることって本当に少ないです。
女性は偉大。と改めて思いましたね。
終わりに
出産に立ち会って夫ができることは、ほぼ何もありません。
- 妻を病院に連れて行く
- 立ち会う場合はお茶をあげたり、テニスボールで背中をさする。
- 一生懸命見守る
それぐらいしかできません。
それでも出産に立ち会って良かったなと思うことは、生まれてきた我が子は妻が本当に必死に、命がけで生んだということがしっかりと記憶に刻まれることだと思います。
これは出産に立ち会わないとわかりませんでした。
「自分もこうやって生まれてきたんだな」と改めて自分の親に感謝する機会になりました。
妻が苦しむ姿を見るのは辛いですが、出産に立ち会ったことは貴重な経験になりました。
これが僕が妻の出産に立ち会った時のお話です。
それでは。