はじめに
カメラの購入を考えた時にまず考えるのは「デジカメ」。今はそういう時代です。
デジカメは何回でも取り直しができて色々な機能がついていてとても便利です。僕も初めて自分で買ったカメラはデジカメです。その後綺麗な写りを求めて高級コンパクトデジカメ、一眼レフカメラなどに手を伸ばしました。
そんな僕がある時にフィルムの魅力に魅せられました。
フィルムカメラに魅せられて考えた末に「NIKONnew FM2」と「CONTAX-T2」というカメラを現在は愛用しています。
この記事では僕がフィルムに魅せられた理由とフィルムカメラの魅力について書きたいと思います。
きっかけはチェキ。フィルム独特の味わいある写真が超魅力的!
デジタル全盛時代になぜフィルムカメラなのか?
最初のきっかけはFUJIFILMのチェキでした。美容室の担当さんがチェキにハマっていてその話を聞いたのが始まりです。
調べてみて、これはデートで使えるなと思い衝動買い。
撮影した写真がその場で出てきて記念にプレゼントできるんですよ?素敵じゃないですか?しかも出てくる写真はフィルム独特の味わいのある写真。フィルムカメラの魅力にすっかりハマってしまいました。
海での写真の写りどうですか?味わいがありませんか?
携帯のカメラで写真を撮るよりもチェキで撮ることの方が面白くなって、次第に本格的なフィルムカメラが欲しいと思うようになりました。
デジタルでもフィルムっぽい写真は撮れるけど?何が違う?
・デジカメで撮るフィルムっぽい写真とフィルムカメラで撮る写真は別物。
フィルム独特の写りに魅せられてフィルムに興味を持た人はデジカメでフィルムっぽい写真が撮れればいいなんてことは思わないはずです。デジタルとフィルムで撮影した写真が例え似ている写真だったとしても、それは全くの別物なんです。
もっといえば撮影に対する意識にも違いがあります。
デジカメで200枚撮影する妻。フィルムで36枚の僕。フィルムカメラは大切に撮ろうという意識になる。
デジカメとフィルムどちらが良いのかという話ではありません。
デジタルカメラとフィルムカメラどちらにも良い点があります。けれども僕が使っていて決定的に感じる違いは撮影に対する意識の違いです。
デジカメで200枚撮影する妻とフィルムで36枚撮影する僕とでは明らかに撮影に対する意識が違います。
デジカメは撮影した写真がどう撮れたかすぐに確認できるし、消すこともできるのでどんどんシャッターを切ります。微妙な写真はあとで消して良い写真を厳選すればいいという考えです。結果1日で200枚とか撮影する日もザラです。
一方でフィルカメラはどんな写真が撮れているかは現像してプリントしないと自分の目で確かめることができません。そして失敗したと思っても消したりできないし、撮影枚数にも制限があります。デジカメと比べれば不便です。
けれどもだからこそ一枚一枚を大切に撮ろうという意識で撮影することができます。僕はフィルムカメラを使うようになってから初めて構図や露出という光の量を考えて撮影するようになりました。
・フィルムカメラを使うようになると撮影に対する意識が変わった。
・良い写真が撮れるようになるために構図や光の量などを勉強するようになった。
大量に撮影する妻と限られた枚数を撮影する僕は、二人とも大切な瞬間を残すために撮影しているという点では同じです。けれどもやはりデジタルとフィルムとでは撮影に対する意識やシャッターの重みは違うなというのが僕の考えです。
フィルムカメラは撮影が楽しくなる
フィルムカメラとデジタルカメラとでは撮影の気分も変わります。
デジカメって写真がその都度上手く撮れたか確認しませんか?これって便利な反面、撮れた写真がイマイチだとテンション下がりますよね?
フィルムカメラは撮った写真を確認できないので撮影した写真に一喜一憂する必要がありません。結果自分のペースで撮影を楽しむことができます。
そして撮影した写真が上手く撮れたかな?というワクワク感を抱きながら撮影を続けられます。
フィルムカメラを使うようになってから撮影のストレスがなくなった気がします。まあ失敗写真も結構増えるのですが、それもまたフィルムカメラの魅力だと思います。
何気ない写真が素敵!
フィルムカメラを使っていると何気なく撮ってみた写真がすごく素敵に撮れていることがあります。
え?こんなに良く撮れてたの!!と驚くことがあります。
何気なく撮っただけの写真がすごくお気に入りの写真になったりします。
上の二枚の写真は僕の結構お気に入りです。狙ってないのに良い写真が撮れて嬉しいです。
あとは何度も言いますがフィルムの味が素晴らしいです!!
全く狙ってないのにホームラン写真が撮れていた時は本当に嬉しくなります。自分の想像を超えた写真に出会えるのもフィルムカメラの魅力です。
フィルムカメラは古いけど新しい!
今は新商品の物もやがては古いものへと変わっていきます。
携帯電話も毎年新しいモデルが出てすぐに自分の買ったモデルが古くなりますよね?デジタルカメラもどんどん最新の新しい技術を搭載したカメラが登場します。
時代の波に埋もれていくカメラもたくさんあるでしょう。
けれどもフィルムカメラはどうでしょうか?
新しいフィルムカメラが発売されるという話題を聞くことはないですよね?なぜなら今はデジタルカメラの時代だからです。
つまり何が言いたいかというとデジタルの時代に使われるフィルムカメラは常に新しい物であり続けるということです。
フィルムカメラに新発売のライバルが出てくるということはまずありません。自分のお気に入りのカメラと出会えたら他に目移りしてしまうなんてことはありません。
デジタルカメラと比べればできないことも多いですが、その欠点すらも愛おしく感じられるのがフィルムカメラです。
デジタルの時代にフィルムカメラを使うことは逆説的ですが、
古いけど新しい!!
僕が愛用しているフィルムカメラ
NIKON newFM2
「NIKON newFM2」のポイント
・初心者にオススメとよく紹介されいてる
・フルマニュアル!!
・機械式で電池なしで撮影可能
せっかく買うならフルマニュアルがいいなと思って名機と呼ばれる「NIKON newFM2」を購入。
機械式カメラで電池なしでも撮影できます。デジタルカメラでもマニュアル機能なんて使ったことがない僕がいきなりフルマニュアル機を手にすることになりました。
CONTAX-T2
雑誌やインターネットで記事を読んでいるうちに「CONTAX-T2」が欲しいと思うようになりました。
「CONTAX-T2」のポイント
・人気
・コンパクトで持ち歩きに便利
・オシャレ
・レンズが素晴らしくファンも多い高級コンパクトカメラ!
「#私がフィルムカメラを使う理由」という記事を読み、かなり興味を持ちました。60周年記念モデルは探してもなかなか出会えなかったのですが、ある日ついに発見!
値段は高かったのですが、オシャレなことと、この先も大切に使っていきたい1台なので購入を決意しました。
終わりに
フィルムカメラの魅力について書いてみました。
色々な所に出かけて、これからもフィルムカメラでパシャパシャ撮影していきたいと思います。
デジタルの時代でもフィルムカメラを楽しめるし、逆にデジタルの時代だからこそフィルムカメラの魅力が再認識されているのかもしれないですね。
機会があればフィルムカメラ楽しんでみてはいかがでしょうか?
それじゃまた!