旅行に行きたい。
でも旅行には慣れてないし、どういう手順で準備を進めればいいんだろう・・・。
旅行に行った後に「あそこ行っておけばよかった」「あれをしておけばよかった」と後悔しない方法を知りたいです。
そんな悩みに寄り添います。
本記事では楽しい旅行計画の立て方について解説します。
①:旅の目的を明確にする
旅の目的を明確にします。
それによって旅のスタイルが決まるからです。
体験談:僕は自分ひとりで旅ができるという自信が欲しかった
僕は学生時代にひとり旅をしました。
行き先は屋久島です。
全てひとりで計画して、ひとりで旅をして、「自分の力で旅ができる」という自信が欲しくて実行しました。
旅で得たいもの=ひとりで旅ができる自信
なので泊まる場所だったり、食べるものにはあまり関心がありませんでした。
旅の目的によって旅のスタイルが変わります。
- 神社巡りをしたい
- とにかく美味しい食べものを食べたい
- 憧れのホテルに泊まってみたい
- 温泉を満喫したい
- 世界遺産を堪能したい
まずは「旅の目的」を明確にします。
旅の目的が「何となく」じゃダメなの?
結論、全然OKだと思います。
僕が出会った旅人
何となく旅がしたい
どこに行こうか?
映画で出てきた場所に行ってみよう
山田洋次監督の『十五歳 学校Ⅵ』を見て屋久島に来た
上記のとおり僕は何となく旅をしてきた旅人とも出会ったことがあります。
旅の目的が明確ではなくても、旅をすれば得られるものがあります。
何も得られなかった。と思ったとしてもそれもまた旅の醍醐味です。
なので旅の目的が明確にはなくても安心してください。
②:行き先を決める
次に場所です。
「旅の目的」が決まっていれば行き先も絞られてきます。
過去の僕の旅
- 神社巡りをしたい→熊野三山詣で
- GLAYの聖地を訪ねたい→函館旅行
- イチローを観たい→ニューヨーク旅行
こんな感じで旅をしてきました。
もし目的が明確ではない場合は、「一生に一度は訪れたい絶景スポット」とかググればOKです。
できるだけ遠くに行きたい
そんな気持ちから日本の最北端や最南端とかを目的地にするのもアリです。
予算・日程をこのタイミングで考える
予算・日程次第では行きたくても行けない場所もあります。
- ニューヨーク旅行(2週間)→30万
- タイ旅行(2週間)→10万
- 出雲旅行(1週間)→10万
旅行の仕方にもよりますが結構お金もかかります。
海外旅行の場合は飛行機代が高いです。
国内旅行の場合は宿代と食費が結構かかります。
予算と日程も考慮して行き先を絞っていきましょう。
③:宿や航空チケットなどを予約する
目的、行き先が決まったら次は予約です。
この部分が一番面倒かもですが決めてしまえばあとは旅にまっしぐらです。
宿の予約の仕方
上記2つのサイトが僕は探しやすくて好きです。
海外旅行の場合は拠点地を決めて、そこに2週間くらい宿泊してって感じの旅しかしたことがありません。
国内旅行の場合は5日間あったとしたら色々巡りたくて最初の1日、2日くらいは事前に予約する旅が多いです。
経験上、国内の場合は泊まる場所に困ることはほぼありません
3日目以降はフリープランにして宿を変えます。
僕の場合なのでその辺は自由でOKです。
学生の頃のこだわり
- 駅からできるだけ近いこと
- 金額は1万円以内
- サービスの確認(風呂、トイレ、使用できるもの等)
バスや電車での移動が多いためできるだけ駅近を選びます。
荷物を持ちながらの移動は疲れます。
また国内旅行は海外旅行よりも場所によっては金額がかかります。できるだけ値段は安く抑えたいというのが僕の考えです。
サービスの確認では風呂はいいにしても、トイレ共同はできるだけ避けます。個室についていた方が落ち着きますよね。
自転車で観光するのも面白いのでレンタサイクルがある宿もオススメです。
バスの待ち時間などに左右されないし、少し離れた場所にある温泉に行ったり、ご飯を食べに行ったりできるので自転車はかなり便利です。
行き方の予約
新幹線か飛行機が多いと思います。
ネットで調べればOKです。
僕はさくらトラベルをよく利用しています。
いままでトラブルになったことは一度もありません。
飛行機などのチケットを手続きしてしまえば、あとは行くだけです。
色々調べると面倒になってくるので、とにかく早めの行動がオススメです。
フェリーを使うのもオススメです。
徳島から東京までフェリーで帰ってきたり、熊本から長崎にフェリーで向かったりフェリーの旅は興奮します。
僕の場合ですがフェリーに乗っている時が一番旅の実感が強いです。
④:スケジュールを決める
行き方と泊まる場所さえ決まっていれば、ほぼ準備は完了です。
残るステップはスケジュールと身支度だけです。
スケジュールはザックリでOKです。
- 気になる場所をリストアップ
- 回る順番を考える
詰め込み過ぎはNGです。
時間に余裕を持ってスケジュールを立てます。
個人的にはこのスケジュールを立てている時が一番楽しいです。
ここも行きたい、あそこも行きたいって場所がどんどん出てきて、じゃあどうやって回ろうかな?とか何時に出発しようかな?とか考えていると旅行へのモチベーションが高まります。
予約作業は終わってるし、あとは考えるだけです。
⑤荷物の準備
さあいよいよ最後のステップです。
このステップに到達している時にはもう旅の数日前かもしれませんね。
残るは荷物の準備だけ。
できるだけ身軽で行きましょう。ほとんどのものは現地調達できます。
僕がよく失敗するのが着替えです。たくさん持って行っても使わないことがほとんどだったりします。また、いざとなったらコインランドリーで洗濯したりできるし、携帯用の洗剤を持っていれば宿泊先でも洗濯できます。
あまり深く考えずに本当に必要なものだけ持っていけばOKです。
荷物が少ないと現地での行動も楽だし、お土産を買っても手荷物を少なくすることができます。
オススメ
・旅の日記をつけるのがオススメ!
・気分を盛り上げる曲を連れて行こう!
旅の日記はオススメです。
後から見返すと面白いからです。
携帯のメモに残してもいいですが、ノートとペンで手書きで日記を残すのも味わい深い宝物になります。
旅行の気分を盛り上げる楽曲を持ち歩くのも大切です。
旅行に行くと必ず聴く音楽がこちらのアルバムです。
参考までにどうぞ。
最後に
自分で行くと決めたのに、いざ旅に出る直前になると旅に出るのが憂鬱になったりします。
国内ひとり旅の場合は海外と比べれば安全だし、言葉も通じるので不安は少ないですが、ひとりで旅をするとなると、少なからずそういった気分になるものだと思います。まして初めての場合は尚更です。
ですが、そのような気分になることは少しも変なことではありません。沢木耕太郎さんの『旅する力』の中にも次のように書いてありました。
どうしても行かなくてはならないのだろうか。別に行かなくてもいいのではないか。
『旅する力』沢木耕太郎
行かなくてもいい理由をいくつも数え上げるのだが、どれも決定的な理由ではない。
そうこうしているうちに行くと決めていた日が近ずいてきて、仕方なく出発するのだ。
ー参ったなあ。
内心そう思ったりするが、誰を恨むでもなく、行くと決めた自分の、いわば自業自得なのだ。
しかし、ひとたび出発してしまうと、それまでの逡巡は忘れてしまい、まっしぐらに旅の中に入っていってしまう。
まさにその通りで、旅に行ってしまえば憂鬱な気分なんてどこかにいってしまい、旅に夢中になります。
計画のミスやトラブルもあるかも知れませんが、それも含めて旅だと思うので、それを楽しみましょう!きっと素敵な思い出ができると思いますよ。
楽しくても旅、たとえ孤独や寂しくて、つまらない思い出になってしまったとしても、それもまた旅です。
何かが変わりますよ。
それではまた!