- 陸上部に興味を持っているけど、足が速いわけでも自信があるわけでもない。
- そんな自分でも大丈夫だろうか?
- 陸上部に入ったらどんな成長があるんだろう?
そんな悩みに答える記事です。
まず、陸上部ってこんな部活です。
「走ってて何が楽しいの?」と聞かれるが走っている時は苦しい。
厳しい練習に耐えて自己記録を更新したり、ライバルに勝った時の喜びはたまらない。
サッカー、バスケ、野球などと比べると少し地味な部活。
体育祭や持久走、マラソン大会では活躍できる。
あくまでも僕の意見ですがこんな感じです。
この記事では陸上部に入るメリットについて実体験に基づいて紹介します。
当たり前ですが練習することが大前提です。練習もしないでただ友達と喋って終わるような部活だったら入る意味はないと思いますので、帰宅部で好きなことをした方がよっぽどましです。
①:足が勝手に早くなる
②:持久力がつく
③:才能が開花する可能性がある
④:一生の思い出ができる
⑤:引退しても趣味で継続できる
⑥:メンタルがタフになる
順番に紹介していきます。

Contents
①:足が勝手に速くなる
練習していれば確実に足が速くなります。
陸上部の練習には必ず走るメニューがあります。
全く運動をしてこなかった人でも毎日の練習を繰り返す中で確実に足が速くなります。
経験は不要
陸上部に経験はあまり必要ありません。
足が速くなりたい
上記のような単純な理由でも陸上部は超ウェルカムです。
サッカー部や野球部は経験がないと少しハードルが高いですが、陸上部は入部時点では何もできなくてもOKです。
デメリットは「陸上部なのに・・・」の一言
デメリットとしては「陸上部なのに〇〇」という一言を浴びせられることです。
足が速くなるとはいえ、サッカー部や野球部にも足が速い人がいるので、負けることも当然あります。
中学時代の体育祭では部活対抗リレーで陸上部が野球部に負けるという番狂わせもありました。陸上部なんだから勝って当然みたいな空気は陸上部の宿命です・・・。
僕も「陸部どうした?」とイジられた経験を何度もしています。
周りを気にするのではなく「常に自分の成長」を楽しみましょう。陸上部は成長がタイムに現れるのでわかりやすいです。
周囲の声はミュートしましょう。
②:持久力がつく
練習をしていれば勝手に持久力がつく。
陸上部に入ればあなたの持久力に磨きがかかります。
体力が全くなかった後輩の話
中学生の頃にグランド1周(300m)もできない子が入部してきました。
準備体操の前の軽いランニングですら遅れるレベルで体力がありませんでした・・・(・∀・)
「このペースもダメなのか・・・」
あまりの体力のなさにみんなが驚いていました。
彼は毎日毎日走っては息切れして歩き、走っては息切れして歩きというのを繰り返していました。
そんな彼は1年の冬にはどうなっていたかというと、なんとグランド20周できるまでに成長していました。彼の成長には誰もが驚きました。そして最終的には部長になりました(笑)
全く走れない状態からでも練習の継続で勝手に持久力がつく
持久力がつくとマラソン大会とかでも活躍できます。
20キロ走っても息切れしなくなる
僕も中学で入部したばかりの頃は体力がありませんでした。2キロがやっとのレベルです。
そんな僕が高校3年生になった頃には20キロ走っても息切れしない人間になっていました。
もちろんペース次第ですが、足の疲れを度外視すればいつまでだって走れる持久力を身につけていました。
時には辛いメニューもあり、自分の限界に挑戦するような日もあります。
持久力をつけて将来マラソンやトライアスロンに挑戦するなんて夢を見るのも楽しいです。陸上部に入ればみんなが苦しそうに走っている中でも涼しい顔をして走れるほどの持久力が手に入ります。
③:才能が開花する可能性がある
僕は陸上部生活6年間の中でたくさんの人の成長をみてきました。
- 長距離希望で入部してきた子が砲丸投げで全国大会出場。
- 何の印象もなかった後輩が3年の夏には400mで関東大会
- 同学年の短距離だった人が3000mでいきなり9分台!
特に目立った特徴のなかった人が突然頭角を表すことが中学・高校時代には多々あります。
種目を変えて才能が開花する人や、突然急成長する人など色々です。
特に同学年で短距離専門だった友達が3000mでいきなり9分台を出した時には驚きました。9分台というのは簡単には出ない数字なんです。
焦りましたね・・・。結局彼は長距離に種目変更しました。
駅伝を一緒に走った僕のライバルであり友達です。
あなたにも隠れた才能があるかもしれません。そしてその才能は陸上部である日突然開花する可能性があります。
④:一生の思い出ができる
他の部活でも一生の思い出は作れると思いますが、陸上部でももちろん作れます。
僕の一生の思い出は中学時代の駅伝大会です。
1年の頃に先輩たちが県大会に出場するのを間近でみて、僕もいつか選手として駅伝を走りたいと思うようになりました。
僕の学校は市内の大会でも出場校は60校以上あり上位6校が県大会に進めます。結構狭き門でした。
僕は2年の頃に選手で出場しましたが結果は22位でした。そしてみんなで来年こそは絶対県大会に進むと誓いました。
そして3年の最後の駅伝大会。僕はアンカーで走りました。
結果は4位で県大会出場を決めました。その年の参加校は64校ありました。
みんなで大喜びしましたよ。
1年の頃からの夢が叶ったのは本当に嬉しくて僕の一生の思い出です。
何かに一生懸命になった経験は本当にかけがえのない思い出になります。
僕はあの時ほと陸上をやっていて良かったと思ったことはありません。本当に幸せな瞬間でした。
あなたも一生の思い出を作ってみませんか?
⑤:引退しても趣味で継続できる
趣味で継続しやすいの陸上部のいいところです。
例えば野球やサッカーはある程度の人数がいないとできないですよね?
けれども陸上は自分の体さえあれば走ることができます。
道具も必要なければ人数も必要ないのが大きなメリットです。
・フルマラソン完走
・フルマラソン〇〇時間内で完走
目標を設定して趣味で継続することができます。
⑥:メンタルがタフになる
メンタルがタフになります。
当然辛い練習や逃げ出したくなるような練習メニューの日もありました。
高校生の頃には朝練があったので毎朝5時起きでした。
そして夏休みと冬休みには逃げ出したくなる合宿もありました。
あんなに筋肉痛になったのは後にも先にもあの時だけです。本当に動けないほどの筋肉痛でした。
あの頃の生活は今ではもう無理だなと本気で思います。それほど自分を追い込んでいました。
あの頃の経験があるから僕はメンタルがタフになりました。
あの頃あの生活に耐えられたんだから大丈夫でしょ。
あの頃より全然ましだよ。
上記のような感じで自分の限界値がすごく高くなっています。
仕事でキツイことがあっても、ちょっとやそっとのことでは僕のメンタルは弱音を吐きません。
それは陸上部の厳しい練習に鍛えられたおかげです。
終わりに
この記事では陸上部に入るメリットを6つ紹介しました。
それは次の6つです。
①:足が勝手に速くなる
②:持久力がつく
③:才能が開花する可能性がある
④:一生の思い出ができる
⑤:引退してからも趣味で継続できる
⑥:メンタルがタフになる
陸上部は僕の中では結構オススメの部活です。
足が速くなるのは楽しいですよ。
そして結果がわかりやすいのがいいです。野球とかサッカーとは違って陸上はタイムや記録で全てが決まります。
自分が進化したのかどうかがすごく明確にわかります。
体育祭やマラソン大会など学校で活躍する機会も多いです。
陸上部に入部を考えている人は前向きに検討してみてもいいと思いますよ。
それではまた。