- 新しい環境になって上手くいかない
- 新しい環境になかなか慣れない
- 失敗が続いている
- 自分には向いていないんじゃないかと落ち込むことがある
上記は全部僕が今抱えている気持ちです。
転勤をしてから思うように活躍ができない日々が続いています。自分の力不足を痛感して落ち込むこともありました。厳しい上司から叱られることもあり落ち込んだ日もありました。厳しい環境に身を置いている今の素直な気持ちを記事にしてみたいと思います。
結論として、厳しい環境に身を置いたことで成長を感じています。
辛いかもしれませんが、その経験は必ず役に立つし成長につながるはずです。そのことについて実体験に基づいて解説します。
厳しい環境に身を置いて成長を実感した理由
成長を実感したポイントは3つあります。
- コンプレックスが改善された
- メンタルがタフになった
- 少しづつ慣れてきた
上記です。厳しい環境は辛いことも苦しいことも増えます。人によっては辛いことからは逃げていい。頑張りすぎない方がいいってアドバイスだって当然あると思います。僕も逃げたい気持ちを持つことが多々あります(笑
ただいえることは、良いか悪いかは別として逃げずに闘えば成長します。
僕の現時点での実体験を紹介します。
コンプレックスが改善された
まず、長年のコンプレックスが改善傾向にあります。
僕のこれまで人前で話すことが絶望的に苦手でした。4〜5人の少人数のミーティングですら発言すると顔が赤くなったり体が小刻みに震えるレベルです。とにかく苦手で人前で話すことが大嫌いでした。
そんなコンプレックスが改善傾向にあります。理由は強制的にやらざるを得ない状況が続いたからです。
今まではできるだけ避けてきましたが、今の環境では逃げることができません。
ミーティングの回数も極端に増えました。以前の部署では週に1回でしたが、今は毎日あります。多い日には複数回人前で話さなければならないこともあります。
圧倒的に回数をこなすことで強制的に慣れたって感じです。僕にとっては厳しい環境でしたが、その環境があったからこそ改善傾向にあることは事実です。自信を深めることにもつながっています。
環境の変化は苦しいことが多いけれども、その分得られるものも多いことを実感しています。
メンタルがタフになった
メンタルもタフになりました。
いちいち落ち込んでいられる暇がないほどに大変なことの連続だからです。
環境に慣れなかったり、上手く適応できなくて失敗を重ねました。以前の自分ならこんなミスをしないはずなのにってことでも失敗に失敗を重ねました。
かなり落ち込みましたね。そして周囲の評価も気になって自分に自信がなくなっていく苦しい日々も経験しました。
けれども、その経験を経て今ではかなりメンタルがタフになっています。
失敗は今でもあります。でも反省はするけれども簡単には落ち込まない自分がいます。「またやってしまった。次は気をつけよう」と切り替えられる自分がいます。
大切なのは心です。仕事では能力よりもハートの強さが大事というのを今まさに経験しています。
僕は厳しい環境に身を置くことでハートも強くなってきました。
少しづつ慣れてきた
環境に慣れてきたことも理由の一つです。
当初はこんなに仕事あるのか・・・。まじか・・・。無理でしょ・・・。
そんなレベルだったんですけど、4ヶ月経つと仕事の処理スピードも上がってきて徐々に仕事もこなせるようになってきました。もちろん大変なのは変わらないんですけど転勤当初よりも確実に成長しています。
今の状態で前の部署に戻ったらさらに活躍できそうです。それぐらい新しいことを吸収できています。
やることが多ければ多いほど、どうにかして処理しようと頭を使うので生産性が上がってきているんだと思います。以前読んだちきりんさんの本にも生産性を高めるにはとにかく仕事を詰め込むことと書いてありました。
厳しい環境に移って仕事量が格段に増えたことで生産性向上につながっているんだと思います。
なぜ成長したのか?
次に成長につながった理由についてもう少し深掘りします。
- 試行回数が増えた
- 習慣の力
理由は上記2つ。結論からいうと行動あるのみです。
試行回数が増えた
試行回数が格段に増えました。
理由は仕事量が増えて悩むことがものすごく増えたからです。
- どうしたら仕事が処理できるのか?
- どうしたら自分に自信を持てるのか?
- どうしたら失敗を減らせるか?
- どうしたら部下に上手く指示を出せるか?
こんな感じでとにかく悩みまくりです。
落ち込んだり悩んだ時はブログで記事にして消化しています。
正直苦しいことの方が多い毎日ですが、そんな毎日を過ごしているからこそ成長できているのも事実です。
行動が増えた
悩んで考えることを繰り返すことで自分なりの改善策を試すことが多くなりました。行動が増えたことで成長につながっています。
例えば部下への引き継ぎの方法を変えてみたり、メモの取り方を変えてみたり、1日の仕事の進め方を見直してみたりという感じです。
悩みが増えて、それを改善するための行動も増えたことが成長につながっています。やはり行動あるのみです。
また、不安を感じても「また不安か。はいはい。」って感じで受け止める余裕も出てきました。
不安だし苦しむことも多いのは相変わらずだけれども慣れてきている自分がいます。
考え方が変わった
環境が変わることで考え方も変わりました。
以前の部署は居心地が良くて毎日ぬくぬくと仕事ができました。正直に言ってしまうと、傷つくこともないけれど成長もあまりない環境です。
つまりコンフォートゾーン(安全領域)にいたと言えます。でも今は厳しい環境で働いているので常に色々と頭を使っています。大変だけれども脳は活性化していると思います。
厳しい環境に身を置くことでコンフォートゾーンの外に出ることができました。
習慣の力
習慣の力も大きいと思います。
月に10冊本を読むようにしている
悩むことが増えたので本を読むことも増えました。読書をして知恵を得ています。今年の1月から月に10冊読むように読書を継続しています。
その影響もあって悩や不安とも上手く向き合えるようになってきたと思っています。
読書を習慣にすると人生が生きやすくなります。
筋トレも効果あり
筋トレもしています。自分に自信をつけるために筋トレを開始しました。
この記事を書いている時点ではまだ始めて1ヶ月ですが、体に変化はなくても「自分は身体を鍛えている」という事実が自分への自己肯定感を高めているのを実感しています。
腕立て伏せをしてから仕事に行くと筋肉の張りを感じて心を強く持てます。
終わりに
厳しい環境に身を置くことで成長を実感している今の僕の気持ちを記事にしてみました。
大変なことも多いけど成長してるんだなと思えることがあって前向きになれました。あくまでも僕の環境の場合の話ではありますが厳しい環境は人を成長させてくれます。
良いか悪いかは別としてです。
僕は成長を噛みしめながらさらに成長したいと思います。
それでは。