会社の部下から自分に対しての不満をぶつけられた。
そんな時どう対応するか?
それについて書きます。
この記事を書いている僕は小売業界に勤めるサラリーマンです。
先日、連休初日の楽しいお昼ごはんの時間に突然ラインが来ました。
出勤シフトの件で部下から不満のラインが送られて来たのです・・・。
この時の経験をもとに部下から不満をぶつけられた時の対応に関して書きました。
みなさんも部下から不満をぶつけられたことはありませんか?
そんな時はこの記事に書いてあることが少しでもお役に立てれば幸いです。
部下から不満をぶつけられた時の対処法
僕が最も意識した重要なことは1つです。
それは、
部下が不満をぶつけてきた原因を特定し、
冷静に対応する
これに尽きます。
なぜ部下は自分に不満をぶつけてきたのでしょうか?
理由もなしに不満は言わないですよね。
原因はなんでしょうか?
- 自分のマネジメントに落ち度があった
- 「その不満は違くない?」部下の感情不満の側面が強い場合
感情的にはどっちかになるかと思います。
自分のマネジメントに落ち度があった場合
部下の話を聞き入れ素直に謝る
シンプルですがこれでいいと思います。
「素直に謝るのではなく上司としての優位性を保ちましょう」という意見もありますが、僕は難しく考える必要ないと思っています。
素直に謝る。
これで十分ではないでしょうか?
部下の心理は「モヤモヤとした不満をぶつけたい」
それに対して上司が素直にならなかったら火に油を注ぐことになります。
内容次第ではありますが、自分に落ち度があったと認められるなら、まずは素直に謝った方が良いと思います。
そして謝った上で今後の対策を考えましょう。
謝って終わりならなんの改善にもなりません。
①まずは素直に謝る
②改善策を考え提示する
このステップです。
その失敗を繰り返さないように次に気をつければいいだけです。
「その不満は違くない?」部下の感情不満の側面が強い場合
その不満違くない?
そう思う場合もあります。
僕が受けた不満も内心納得がいかないものでした。
それでも結論は、
まずは聞き入れ謝る
です。「じゃあ謝って終わりじゃないか・・・」と思うかもですが納得がいかなくても、まずは意見を聞き入れる必要があります。
人間関係を複雑にすると厄介な問題に発展します。
言葉は悪いかもですがスルーでいいと思います。相手にしてはいけません。
謝って終わりにしましょう。それが早いです。
正直「そんなこと?」って思うレベルのことでした。
・その人数なら大丈夫でしょ?
・人がいたら上手くいったの?
そう思ったし、納得はいかなかったです。
そんな時でも相手の怒りのペースに巻き込まれないように注意が必要です。
相手のペースに巻き込まれないことが重要
正直そんなことで?と思うこともあると思いますが冷静に対応です。
売り言葉に買い言葉で、相手の怒りに巻き込まれて自分も怒りをぶつけてしまえば問題を厄介にするだけです。
事態を更に悪くしかねません。
僕も部下に対して日常の不満をこれでもかってくらいぶつけようかと思いましたが、思いとどまりました。
気持ちはわかります。
ですが自分が抱える不満を部下に教育するのは別の機会にしないと問題が厄介になります。
相手のペースに巻き込まれないで冷静に対応する。
これがリスク回避だと思います。
僕の場合は、部下の不満を聞いて、謝って終わりにしました。
「そんなことで人が休日の日に連絡してくるなよ」と思いつつも冷静な対応に徹しました。
「スルーです」
これでいいと思います。
ただ、一つ問題なのが、
心のモヤモヤが残る
ということです。
「なんでそんなことで不満言われるんだよ・・・」
「もっと相手の気持ち考えられないのかな・・・」
スルーしたとしても。とにかくモヤモヤするんです。
そこで次に気分を切り替える方法を紹介します。
気分を切り替える方法
不満をぶつけられたら誰だって気分悪くなりますよね?
実際僕もすごく気分悪かったです。
休みの日に連絡してくること事態失礼ですよ。自分だったら絶対そんなことしません。
そんな時に気分を切り替える方法を紹介します。
【大切なこと!】嫌な出来事はアウトプットしないこと
気分を切り替える方法を紹介する前に、「嫌な出来事はアウトプットしない」ことが大切ということを覚えておきましょう。
「自分のミスで部下から不満を言われた。落ち込む」
「部下から不満を言われた。でも納得いかない。ムカつく」
どちらもモヤモヤしますよね。そのモヤモヤを3人の友人に話した場合、その嫌な記憶はかなり強烈に記憶されることに繋がります。
話すこと=アウトプット
だからです。
アウトプットすると記憶が強化されてしまうのが脳の仕組みです。
なのでネガティブな出来事を複数の人に話すことはしない方がいいです。
アウトプットは1回にする
1回であればストレスも発散できるし、記憶も強化されません
その1回に全てのあなたのネガティブを全集中で吐き出してください。
それで忘れましょう。
僕の場合は誰にも話してませんが、ブログに書き残して終わらせます。
嫌な出来事をブログネタにしてポジティブ変換します。
それでおしまいです。
1回ルールを徹底しましょう。
寝る直前の3行ポジティブ日記
「3行ポジティブ日記」は1日の終わりにポジティブな出来事を3つ書くワークです。
- 晴れた朝に散歩したら気持ちよかった。
- 公園でピクニックして食べた焼きそばが美味しかった。
- 夜にブログ書けてスッキリした。
こんな感じでいいんです。
ポジティブな日記を寝る前15分以内に書くことで、嫌な記憶を頭の中から追い出すことができます。
「楽しい出来事」を考えている限り「辛い出来事」は思い出されません。
そして寝る前15分は記憶のゴールデンタイムなので、ポジティブなことを脳に記憶させるのに絶好のタイミングというわけです。
ポジティブ思考でモヤモヤを消しましょう。
紹介した方法は下記本に記載されていることであり現実的に効果のある方法なので是非試してみてください。
そして本の方もかなり色々な悩みに対するアプローチが紹介されているのでオススメです。
まとめ
部下から不満をぶつけられた時の対処法を紹介しました。
まとめるとすごくシンプルです。
2パターンあります。
- ①自分のマネジメントに落ち度があった場合
- ②部下の感情不満の側面が強い場合
①自分のマネジメントに落ち度があった場合は、素直に謝る、改善策を考え失敗を次に活かす。
②部下の感情不満の側面が強い場合は、部下の意見を聞き入れ、謝る。そして相手にしないでうまく「スルー」する。相手の怒りに巻き込まれて自分も感情で応えるのは避けることが大切です。
人間関係を複雑にして今後の業務に支障をきたさないように冷静に対応して終わらせましょう。
そして心に残ったモヤモヤを忘れる方法は2つです。
- ①アウトプットは1回にする
- ②寝る直前の3行ポジティブ日記
これで嫌な記憶は忘れてしまいましょう。
以上が部下に不満をぶつけられた時の対処法でした。
参考にしてみてください。
それでは。