- 転職エージェントは使うべきなのか?
- 転職エージェントを使うべき理由てあるの?
- 転職エージェントの登録に誘導されるのが不安・・・
そんな悩みに寄り添います。
転職をするとしたら、どんな手段で転職活動を行いますか?
僕の場合はまず転職サイトに登録をしました。そして転職エージェントも利用しました。転職エージェントを使用しなくても転職活動はできます。ですが、転職活動を進めるにあたって転職エージェントの利用は必須だと考えています。
本記事ではその理由について解説します。
転職サイトと転職エージェントは違う
転職サイトと転職エージェントは違います。
転職サイトではなくて、転職エージェントを使うべきです。
違いは5つあります。
- 求人の質
- 求人の探し方
- 企業情報の収集
- サポートが手厚い
- 日程調整・条件交渉
上記です。それぞれ解説します。
求人の質が違う
求人の質に違いがあります。
簡単にいうと転職サイトには質の悪い求人も含まれていて、転職エージェントは厳選された求人が多いという特徴があります。
転職サイトの場合
転職サイトには質の悪い求人も含まれています。
転職サイトはWEBメディア型のサービスで、サイトの利用希望者が、登録をして自分で求人を探します。
企業(採用)側は転職サイトに広告費を払って求人を掲載しています。広告費を払ったらあとは応募があるのを待つだけです。そして、その求人は誰でも見ることができます。
なかには、他社に採用戦略(どんな人材を欲しがっているのか)を知られたくない企業もあったりします。そういった企業は転職サイトには広告を出しません。
転職サイトの求人を見ていると「未経験OK」など低コストで雇える人材の求人が多いことに気がつくと思います。
安い広告費を転職サイトに支払って安い人件費で人を雇う。そういう企業もあるので、当然質の悪い求人も含まれてしまいます。
転職エージェントの場合
一方で、転職エージェントは対人型のサービスです。
利用希望者は転職エージェントに相談の申し込みをして、面談をします。自分の経歴・希望を伝えた上で求人を紹介してもらうことになります。
採用者側は転職希望者とマッチンングできた場合にのみエージェントに成果報酬を支払うというシステムになっています。
転職サイトへの広告掲載費と比べると、エージェントへの成果報酬はかなり高めだと言われれています。お金のない企業はそもそも転職エージェントに報酬を支払う余裕がないため求人を出しません。そのため求人の質は自然に高くなります。
転職エージェント経由での採用はコストが高くつくので未経験者ではなく「即戦力になる経験者」を募集する企業が多くなります。結果的に転職エージェントが扱っている求人の年収水準は高くなるという特徴もあります。
つまり転職エージェント経由での転職の方が、求人の質も高いし、年収アップも狙いやすいということです。
利用は必須ではないでしょうか。
求人の探し方も変わる
転職サイトの場合は自分で企業を探す必要があります。数百、数千社もある中から自分で条件を絞って探します。正直それは働きながらの転職活動となるとかなり大変です。
文面だけを見てると似たような企業がたくさんあって、見ているうちに正直よくわからなくなってきます。
一方で転職エージェントの場合は紹介を受けることができます。自分の希望に対して案件を紹介してくれるのが転職エージェントです。
業界、職種に関して情報を豊富に持っているため、自分に合った案件を紹介してくれるし、効率よく優良案件を探すことにつながります。
信用できないという気持ちもわかりますが、転職エージェントの方は転職希望者と企業をマッチングさせないと報酬が得られないシステムなので、一生懸命に提案をしてくれます。なのでおんぶに抱っこではいけませんが、転職エージェントの報酬システムがある程度の信用はしてもいい理由にもなります。
企業情報の収集に差が出る
転職サイトの場合は自分だけで情報収集をする必要がある。でも企業のHPで公表されている情報くらいしかわからないし、社内の情報まではわからないのでミスマッチが発生する可能性も高くなってしまいます。
転職エージェントを利用すれば、エージェントも協力してくれて、他の会社と比較したり色々調べてくれます。転職エージェントが企業側に聞いてくれたりして、WEBだけではわからない内部情報も手に入れることができます。
転職活動において情報は企業の判断材料になるのでかなり重要です。
サポートが手厚い
転職サイトの場合は応募書類の添削や面接対策はやってくれません。やってくれるところがあっても質だったり、熱量には転職エージェントに劣ります。
自分一人でやるのは結構大変な作業です。
転職エージェントを利用すれば、エージェントが協力してくれるので効率よく進めることができます。
中には質の悪いエージェントも存在して、求人を流すだけ流して「とにかくどこかに転職させればいい」というスタンスの人もいたりするのは事実です。
だから転職エージェント選びには気をつけないといけないのですが、親切・優秀なエージェントが味方につくと書類通過、面接通過の確率はグッと上がるので利用はするべきです。一緒に対策を考えてくれる存在は心強いです。
日程調整・条件交渉
転職サイトの場合は書類を応募したあと面接の日程調整や年収などの待遇や条件交渉も含めて全て自分でやらないといけません。
自分を採用してくれようとしている企業に「もっと給料あげてください」というお願いってできますか?心理的に結構厳しいですよね・・・
余計なことを言ってしまって内定取り消しになったらどうしようとか不安にもなります。
そういった場面でも転職エージェントはすごく助かります。スケジュール管理もしてくれるし、重要な給与交渉でも間に入って話をしてくれます。
企業に言いづらいこともエージェントには相談しやすいですよね。
つまり、転職エージェントを利用した方が効率が良い
転職サイトと転職エージェントの違いに関して説明をしました。多くの部分で転職エージェントを利用した方が転職活動の効率が上がります。転職サイトを利用すると自分でやることが多すぎて大変です。そして情報も不足します。転職エージェントを利用すれば効率よく、楽に、優良企業を探すことができます。
なので転職エージェントを利用するべきです。その際には優秀な転職エージェントを引き当てる必要があります。
優秀な転職エージェントを引き当てるコツは2つです。
- 評判のいい転職エージェントに登録する
- 複数登録をする
上記2点です。
評判のいい転職エージェントには優秀なエージェントが多数在籍しています。そして大手転職エージェントであれば下手なことはできません。なので信頼性が高いです。
転職エージェントには相性もあるので、合わなかった時や、比較するためにも複数登録をしておくことをオススメします。
投資の格言で、卵を同じカゴに入れるなというのがあります。複数登録をすることで質の悪いエージェントを引いてしまった際のリスクを減らすことができます。
おさえておくべき大手転職エージェント3選
- マイナビエージェント:サポートが手厚く評判も良い
- リクルートエージェント:転職支援実績No1の最大手
- dodaエージェントサービス:大手・優良企業を中心に豊富な求人情報を掲載
上記は実際に僕が転職活動を行った際にも利用した転職エージェントです。僕の場合はdodaエージェントサービスが一番利用しやすかったし、エージェントの方も物腰が柔らかくて相談しやすかったです。
マイナビエージェントは大人気YouTuberのリベ大両学長もオススメしています。サポートが手厚いことで定評がるので、初めての転職活動で不安という方は登録しておくことをオススメします。
終わりに
転職エージェントと聞くと怪しいイメージを持ったりするけれども、実際に利用してみると親切で話を良く聞いてくれるエージェントの方が本当に多いです。
気軽な気持ちで相談してOKです。
転職を無理にする必要もないし、今の会社を辞める必要もありません。なので失うものはありません。
ノーリスクでハイリターンのようなものです。
相談だけでもいいので利用してみてはいかがでしょうか。
それでは。